シンガポールからマラッカ一泊二日:バスの最終便と料金、ジョンカーウォークが立つ曜日
| 行きのバス | 朝に集中します。金曜一日分を数えると、半数以上が正午前に出ます |
|---|---|
| 帰りのバス | 午後で終わります。18時を過ぎて出るのは一日に四本から七本で、最終は19時です |
| ジョンカーウォーク | 金曜と土曜と日曜の夜だけ立ちます。平日はその通りを車が走ります |
| 博物館 | 州立の博物館は月曜休み、ババニョニャ文化遺産博物館は火曜休みです |
| 入場料 | 外国人料金が国内料金の二倍という施設が多く、公演一つは子どもも大人料金です |
| 書類 | マレーシアの入国申告はシンガポール国籍者だけが免除で、他は三日以内に提出します |
1. 日帰りにするか、一泊するか
2. 行きの便は朝に集中しています
3. 帰りの最終便は19時に出ます
4. 乗車地はシンガポール各地に散っています
5. 降車地に旧市街でない場所が混じります
6. 所要時間は案内と実際が違います
7. 国境で何をするか
8. 必要な書類と、免除される人
9. 鉄道ではマラッカに降りられません
10. マラッカ・セントラルから遺産地区へ入る
11. トライショーと配車、そして歩くこと
12. ジョンカーウォークは週に三晩だけです
13. 休みの曜日が施設ごとに違います
14. 外国人料金はおおむね二倍です
15. マラッカ川クルーズ、外国人の大人は50リンギ
16. タミンサリタワーは時間帯で料金が変わります
17. アンコール・マラッカは外国人の子どもも大人料金です
18. お金を払わずに見られるもの
19. 何を食べるか、その店が何曜日に閉まるか
20. どこに泊まるか、宿泊費のほかに付く税
21. お金と支払い、現金はどれくらい
22. 日帰りの一日と、一泊二日の二日
23. いつ行くのがよいか

1. 日帰りにするか、一泊するか
昼だけ見て帰るなら日帰りで足ります。ジョンカーウォークの夜市を見るなら一泊が要ります。
シンガポールとマラッカの間はバスが絶えず走っています。席が取れないという心配はまずありません。旅の形を決めるのは、その便が一日のどこに集まっているかです。北へ向かう便は朝に積み上がり、南へ戻る便は昼過ぎに集まってそこで止まります。
2026年9月4日に予約サイトのレッドバスで、9月1一日金曜と12日土曜、13日日曜、16日水曜の運行表をそれぞれ数えました。18時を過ぎてマラッカを出る便は四本から七本、最終は四日とも19時です。夜市が開くのは18時です。市場が開いてから最終便が出るまで1時間しかない、というのがこの旅の要点です。
あとはそこから決まります。夜市が目的でないなら日付が変わる前にシンガポールへ戻れます。夜市が目的なら帰りは翌日になり、旅は一泊二日になります。
どちらを選ぶかの目安
| やりたいこと | 日程 | 理由 |
|---|---|---|
| 遺産地区と博物館と川クルーズ | 日帰りで足ります | 朝の便なら現地に8時間近く取れます |
| ジョンカーウォークの夜市 | 一泊が要ります | 夜市が18時開始、最終便が19時発です |
| 夜景と夜の川クルーズ | 一泊が要ります | クルーズの最終乗船は23時です |
| 月曜か火曜に行く場合 | 日程を見直してください | 施設ごとに休みの曜日が違います |
ほかの国境越えと比べると
シンガポールから出る小旅行のなかでマラッカは最も遠い部類です。ジョホールバルは橋を一本渡るだけ、バタム島とビンタン島は船で一、2時間、デサルも半日で着きます。マラッカは片道4時間前後なので、移動だけで一日の半分近くが埋まります。その分、一泊するほうが残るものは多くなります。
2. 行きの便は朝に集中しています
金曜一日分を数えると、シンガポール発マラッカ行きは三百五十本を超えます。その半数以上が正午前に出ます。
この区間は観光路線というより通勤路線に近い太さです。同じ日をレッドバスで数えると三百六十本、12Goでは二百四十四本が並びます。二つのサイトが扱う運行会社は少しずつ違うので、実際の本数はどちらの数字よりも多いことになります。
大事なのは一日の形です。未明に出るのは二本だけで、朝6時から正午までに二百十四本が出ます。午後は静かで、夕方にまた百本近くに増えますが、夕方の便は夜に着くので日帰りとは関係がありません。
つまり日帰りは朝の波の上に組み立てることになり、その波は選び放題です。
シンガポール発マラッカ行き、金曜一日分
| 出発の時間帯 | 本数 | 着いたときの状況 |
|---|---|---|
| 0時から6時 | 2 | 未明に高速道路の出入口で降ります。旧市街まで車が要ります |
| 6時から12時 | 214 | 午前から昼過ぎに着きます。日帰りの基本です |
| 12時から18時 | 44 | 夕方に着きます。一泊する日程に合います |
| 18時以降 | 100 | 夜に着きます。宿を先に押さえてください |
いつ買うか
平日なら一日二日前でも席が残ります。混むのは金曜の夕方に出て日曜に戻る区間です。夜市が立つ三日と重なるからです。二十数席の上級車は四十数席の一般車より先に埋まるので、座席にこだわるなら早めに押さえてください。
3. 帰りの最終便は19時に出ます
金曜、土曜、日曜、平日のいずれを数えても、南行きの最終便は19時でした。
南行きは昼過ぎに集まります。12時から18時までに百三十本から百七十五本ほどが出て、18時を過ぎると急に数本まで減ります。その最後が19時です。扱う運行会社が一部異なる別の予約サイトでも、始発6時30分と最終19時という数字は同じでした。
この区間に夜行便はありません。22時や深夜に出て未明のシンガポールに着く便は走っていません。クアラルンプール線から類推すると間違えます。
マラッカ発シンガポール行き、日ごとの本数
| 曜日 | 合計 | 6時から12時 | 12時から18時 | 18時以降 |
|---|---|---|---|---|
| 金曜 | 165 | 16 | 145 | 4 |
| 土曜 | 167 | 15 | 148 | 4 |
| 日曜 | 211 | 29 | 175 | 7 |
| 水曜 | 151 | 13 | 134 | 4 |
19時に出る四本
| 運行会社 | 座席 | 降車地 | 到着 | 料金 |
|---|---|---|---|---|
| デリマ・エクスプレス | 一般44席 | ウッドランズ | 23時 | 13シンガポールドル前後 |
| デリマ・エクスプレス | 一般44席 | シティプラザ | 翌0時 | 13シンガポールドル前後 |
| 707 | 上級27席 | バンサンストリート | 22時54分 | 29シンガポールドル前後 |
| 707 | 上級27席 | ウッドランズ | 22時54分 | 29シンガポールドル前後 |
日曜だけ18時発が三本増えます。そのうち一本は遺産地区に近い商業施設から出るので、ターミナルまで戻る手間がありません。
4. 乗車地はシンガポール各地に散っています
ゴールデンマイル・コンプレックスで乗るという案内は今は当てはまりません。あの商業施設は閉館しました。
ビーチロードのあの建物は長くマレーシア行きの窓口が集まる場所でした。一括売却のあと店舗が営業を終え、保存と再開発が進んでいて完成はまだ先です。その間にバス会社は各地へ散りました。
結果として1か所の拠点はなくなりましたが、知っていれば便利でもあります。東でも西でも泊まった場所の近くから乗れるようになったからです。
今の乗車地
| 乗車地 | 最寄り駅 | 備考 |
|---|---|---|
| クイーンストリート・バスターミナル地図 | ブギス | 便数が最も多い部類です |
| ゴールデンマイルタワー地図 | ニコルハイウェイ | 閉館した建物の隣です |
| バンサンストリート | ブギス | 帰りの降車地としてもよく出ます |
| ブギス、ジャランベサール | 同名の駅 | 市街東側から乗るのに便利です |
| セラングーン、アンモキオ、ユーノス、タンピネス | 同名の駅 | 北東と東に泊まるとき向きです |
| ブンレイ、ジュロンイースト | 同名の駅 | 西側です。トゥアスの国境に近い側です |
乗車地は予約画面にそのまま出ます。同じ会社が同じ時刻に複数の場所で乗せることもあるので、宿に近い場所を選んでください。始発の時刻はシンガポールの交通ガイドにまとめてあります。
5. 降車地に旧市街でない場所が混じります
すべての便がマラッカ・セントラル地図に着くわけではありません。高速道路の出入口で降ろす便があります。
降車地は大きく3種類です。ターミナルであるマラッカ・セントラル、遺産地区に近いホテルの前、そしてアイル・クロです。アイル・クロは高速道路の出入口があるところで、オランダ広場地図から車で20分ほど離れています。未明に出る便はここで降ろすことが多く、そこから旧市街へ入る手段を自分で探すことになります。
マラッカ・セントラルはターミナルらしく、切符売り場と自動券売機、両替所、現金自動預払機、飲食店がそろっています。28社が使う規模です。それでも遺産地区までは15分ほどあるので、着いてからもう一度動くことになります。
降車地ごとの違い
| 降車地 | 遺産地区まで | 備考 |
|---|---|---|
| マラッカ・セントラル | 市内バスか配車 | 両替所と現金自動預払機があります |
| ハッテン、カサ・デル・リオ、ダブルツリーなどホテル前 | 徒歩圏です | そのホテルに泊まらなくても降りられます |
| ハブ28 | 車で近い距離です | 日曜夕方の出発地にもなります |
| マコタ・メディカルセンター | 歩ける距離です | 病院の前です |
| アイル・クロ | 車で20分前後 | 高速道路の出入口です。未明の便が停まります |
ホテル前に降りる便を選ぶと
遺産地区に泊まるなら、ホテルの前に降ろす便がいちばん楽です。荷物を持って市内バスに乗り換える手間がなくなります。マラッカ・セントラルに着いても、配車を呼べば15分ほどで遺産地区に入れます。
6. 所要時間は案内と実際が違います
予約サイトは4時間前後と書きますが、それより長くかかったという記録が並びます。
陸路の距離はおよそ三百六キロです。予約画面の所要は会社によって3時間54分から5時間の間です。ただし、ある予約サイトはシンガポール発の全便に同じ数字を当てています。会社ごとに実際の運行時間は違うはずなのに画面では同じに見えるということなので、その数字をそのまま信じるわけにはいきません。
同じサイトの利用者の記録には、案内より1時間半長かった、4時間と聞いたのに6時間を超えた、という書き込みが残っています。差はほとんど国境で生まれます。
時間を取られるところ
| 区間 | おおよそ | 変わる要因 |
|---|---|---|
| 乗車地から国境まで | 30分から1時間 | 乗車地の位置と市街の混み具合 |
| シンガポール出国検問所 | 読めません | 週末と祝日の前後に伸びます |
| マレーシア入国検問所 | 読めません | 同じです |
| 国境からマラッカまで | 2時間から2時間半 | 高速道路なので大きくは伸びません |
走っている時間は3時間ほどで、残りが国境で足されます。金曜の夕方、日曜の夕方、マレーシアとシンガポールの祝日の前後が最も長くなります。
7. 国境で何をするか
バスから2回降ります。マレーシア側とシンガポール側の検問所をそれぞれ歩いて通ります。
マラッカ行きはほとんどがトゥアス側の第二の橋を渡ります。そこが南北高速道路にそのままつながるからです。ジョホールバル市街へ行くバスが主に使うウッドランズ側の橋とは別です。
手順そのものは単純です。検問所に着いたら荷物をすべて持って降り、入国審査を受け、終わったらバスを探して乗り直します。預けた大きな荷物も降ろす会社が多く、同じ会社のバスが何台も並んでいるので、降りる前に車両番号を見ておくと迷いません。
待ち時間は読めません。平日の昼は短く終わることもあり、金曜の夕方や祝日の前後は1時間を超えることもあります。運行会社はこの時間を所要に入れていないので、切符の到着時刻がそのまま当たる日はむしろ少なくなります。
降りるときに持つもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旅券 | 残存有効期間が六か月以上必要です |
| マレーシアの入国申告 | 到着の三日前以内にオンラインで提出します |
| シンガポールの入国カード | 戻るときに必要です。同じく三日前以内です |
| 荷物 | 預けた分も持って降ります |
| 車両番号 | 降りる前に確認してください。同じ会社の車が並びます |
8. 必要な書類と、免除される人
マレーシアは外国人の入国者に、到着の三日前以内のオンライン申告を求めます。手数料は無料です。
申告は入国管理局の公式サイトで行います。旅券の情報とマレーシアでの滞在先、到着予定日を入れれば終わりで、承認画面を保存しておきます。陸路の入国も空路と同じ扱いなので、シンガポールからのバスも対象です。
旅券の残存期間も一緒に見ておいてください。マレーシアもシンガポールも入国時点で六か月以上を求めます。一日の小旅行でも同じ基準で見られます。
提出しなくてよい人
| 区分 | 提出 |
|---|---|
| シンガポール国民 | 陸路も海路も空路も免除です |
| マレーシア国民と永住者 | 免除です |
| 外交旅券と公用旅券の所持者 | 免除です |
| ブルネイの身分証明書所持者 | 免除です |
| タイの国境通行証、インドネシアの国境通行文書の所持者 | 免除です |
| マレーシアの長期滞在資格(就労・留学・MM2Hなど)の保持者 | 免除です |
| そのほかの外国旅券 | 提出が必要です |
シンガポールを旅行中の外国人はたいてい最後の行に入ります。シンガポールの永住権を持っていても、判断されるのは旅券なので提出が必要です。戻るときのシンガポール入国カードは別扱いなので、二つとも用意してください。シンガポールの入国手続きと到着カードにまとめてあります。
9. 鉄道ではマラッカに降りられません
マラッカに鉄道の駅はありません。最寄り駅は旧市街から北へ四十キロ近く離れています。
マレー鉄道の南部線はジョホールバルを出て半島を北へ上がります。この路線でマラッカに最も近い駅がプラウスバン・タンピンです。駅名にマラッカが入らないのには理由があり、行政区画としては隣の州にあって、降りてから車で40分ほど走らないと遺産地区に入れません。
そこに工事の事情が重なります。首都圏区間の複線化工事で一部時間帯の運行が年末まで調整されており、ジョホールバル発の便も時刻が一度変わりました。荷物を持って二度乗り換えることになるので、バスのほうがずっと単純です。
鉄道が向く場合
マラッカだけ見て戻るならバスが勝ります。マラッカに寄ってからクアラルンプールやペナンまで続けて行くなら鉄道に意味が出ます。その場合でもマラッカ区間だけは車での移動になります。
10. マラッカ・セントラルから遺産地区へ入る
市内バスの番号が変わりました。古い案内に出てくる17番は今はなく、M100がその役割です。
市内バスを長く担ってきたパノラマ・マラッカが営業を終え、路線がハンダル・インダ(コーズウェイ・リンク)に移りました。新しい運行会社はピンク色の車体をBAS.MYマラッカという名前で走らせ、路線番号もすべてMで始まる体系に変わりました。ガイドブックやブログには旧社名と17番という番号がそのまま残っています。
M100の環状路線
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | マラッカ・セントラルから市街を回りウジョンパシルまでの環状 |
| 経由 | リトルインディア、ダタラン・パーラワンとマコタ・パレード、マラッカラヤ、タマン・コタ・ラクサマナ、プラザ・ハントゥア |
| 運行 | 月曜から木曜は6時から22時30分、金曜から日曜は7時から22時20分 |
| 間隔 | 月曜から木曜30分、金曜から日曜20分 |
| 支払い | タッチ・アンド・ゴーのカード、クレジットカード、QR決済 |
オランダ広場で降りれば、ジョンカーストリート地図もセントポールの丘も歩いて数分です。もう一つの環状路線M101は市場方面へ回りますが18時で運行が終わります。
荷物があるなら
マラッカ・セントラルから遺産地区までは車で15分ほどです。配車アプリがよく捕まり、料金の負担も大きくありません。バスを待つ時間を考えると、荷物があるときは車のほうが早く着きます。
11. トライショーと配車、そして歩くこと
遺産地区の中は歩くのがいちばん速いです。見どころが狭い範囲に集まっています。
オランダ広場を中心に、スタダイスとクライストチャーチ地図が並び、その裏の丘を上がるとセントポール教会跡地図があります。丘の反対側に下りると要塞の門が残り、広場から橋を渡ればジョンカーストリートです。歩いて数分の範囲に主だったものが入っています。
トライショー
マラッカのトライショーは造花とぬいぐるみで覆われ、大きな音で音楽を流します。乗り場はオランダ広場の前です。慣行の料金は1時間四十リンギで、市当局と州の観光案内も同じ金額を示しています。20分から30分の短い周遊は二十五リンギから四十リンギで持ちかけられることが多いです。
配車アプリ
マラッカでも配車アプリが使えます。遺産地区の中は歩き、マラッカ・セントラルや海峡モスクのように離れた場所へ行くときに呼ぶのが合理的です。現金でも支払えるので、現地の電子決済がなくても困りません。
12. ジョンカーウォークは週に三晩だけです
夜市が立つのは金曜と土曜と日曜の夜だけです。18時ごろから深夜まで、その通りは車が入りません。
ジョンカーストリートは平日にもあります。ただし平日のそれは骨董店とカフェと土産物店が並ぶ普通の通りで、車も走ります。写真で見る赤い提灯と屋台の列は、週に三晩だけ現れます。
屋台は17時ごろから支度を始め、暗くなると通りが埋まります。三晩のうち土曜が最も混み、日曜がそれに続き、金曜が比較的歩きやすいです。人気の屋台は時間ではなく売り切れで閉めるので、早い時間ほど選べます。
売られているものはほとんどが食べ物です。串焼き、果物の飴がけ、渦巻き状に揚げたじゃがいも、餅、椰子砂糖をかけたチェンドルなどをその場で作って出します。工芸品や土産物の店もあり、路上の演奏やカラオケも出ます。
夜市と最終便の関係
| 曜日 | 夜市 | 19時発と比べると |
|---|---|---|
| 月曜から木曜 | 立ちません | 夜に残る理由がありません |
| 金曜 | 立ちます。三晩で最も歩きやすいです | 開いてから最終便まで1時間です |
| 土曜 | 立ちます。最も混みます | 同じです |
| 日曜 | 立ちます | 18時発が三本ありますが夜市が埋まる前です |

13. 休みの曜日が施設ごとに違います
マラッカでは何曜日に行くかが日程の半分を決めます。閉まる日が施設ごとに違うからです。
州が運営する博物館は月曜に二十三館すべてが休みます。遺産地区で最も知られた私設の家屋博物館であるババニョニャ文化遺産博物館地図は、逆に火曜が休みです。飲食店も同じで、名の知れたチキンライスボールの店は火曜と水曜に閉まり、サテ・チュルップの店は月曜に閉まります。
そこに夜市を重ねると、月曜がいちばん薄い日になります。州立の施設が開かず、有名店の一方が閉まり、夜市もありません。
曜日ごとに閉まるもの
| 曜日 | 閉まる | 開いている |
|---|---|---|
| 月曜 | 州立博物館二十三館すべて、キャピトル・サテチュルップ | ババニョニャ博物館、チョンワのチキンライスボール |
| 火曜 | ババニョニャ博物館、チョンワのチキンライスボール | 州立博物館すべて |
| 水曜 | チョンワのチキンライスボール、アンコール・マラッカの公演地図 | 博物館の大半 |
| 木曜 | 大きなものはありません | 夜市だけ立ちません |
| 金曜から日曜 | 大きなものはありません | 夜市も立ちます |
裏返して読むと答えが出ます。日帰りなら水曜から金曜が失うものが最も少なく、夜市まで見るなら金曜か土曜です。月曜と火曜はどちらを選んでも何かが閉まっています。
14. 外国人料金はおおむね二倍です
州立博物館の料金区分は十二あり、そのうち八つで外国人の大人料金が国内料金のちょうど二倍です。残る四つは3リンギが5リンギになるので二倍には届きません。
マラッカ州の博物館公社(PERZIM)が二十三の博物館と展示館を運営しています。何館かをまとめて見る券もあれば、一館だけの券もあります。公式の料金表には国内料金の隣に外国人料金が並んでいます。
十二の区分を一つずつ見ていくと、大人料金がちょうど二倍になるのは八つです。10リンギが20リンギ、5リンギが10リンギになる区分です。残る四つは最も安い単館で、3リンギが5リンギに上がるだけなので二倍には届きません。
子ども料金は少し違います。国内の子どもが五リンギの区分だけが十リンギで二倍になり、三リンギの区分は五リンギ、二リンギの区分は三リンギです。学生割引と高齢者割引は料金表にありません。
まとめ券ごとの料金
| まとめ券 | 対象 | 国内の大人 | 外国人の大人 |
|---|---|---|---|
| スタダイス周辺 | 歴史、民族誌、教育、文学の各館と州知事館、鄭和ギャラリーの六館 | 10リンギ | 20リンギ |
| 海洋博物館 | 帆船を模した1館と2館、海軍博物館の三館 | 10リンギ | 20リンギ |
| スルタン王宮博物館 | 木造王宮を復元した一館 | 10リンギ | 20リンギ |
| 潜水艦博物館 | 一館 | 10リンギ | 20リンギ |
| 凧、民俗、美容の各館 | 三館 | 5リンギ | 10リンギ |
| イスラム、切手、オランアスリの各館 | それぞれ一館 | 3リンギ | 5リンギ |
全館に共通する時間
二十三館すべてが火曜から日曜まで9時に開き、17時30分に閉まります。最終入館は16時30分、月曜は全館休みです。覚えることが一組で済むのはこの制度の利点です。
15. マラッカ川クルーズ、外国人の大人は50リンギ
運行会社の予約画面に出ている外国人の大人料金は50リンギです。案内ごとに違う金額が書かれていたので直接確かめました。
マラッカ川に沿って往復九キロを45分ほどで回る船です。川沿いの壁画や古い倉庫、水面に張り出したカフェの前を通ります。昼も夜も走り、最終乗船は23時です。
問題は料金でした。検索で出てくる案内には三十リンギと書かれたものも四十八リンギと書かれたものもありました。運行会社の公式予約画面で確かめた金額が下の表です。
マラッカ川クルーズの料金
| 区分 | 国内 | 外国人 |
|---|---|---|
| 大人 | 35リンギ | 50リンギ |
| 子ども | 25リンギ | 45リンギ |
| 60歳以上 | 30リンギ | 区分がありません |
| 70歳以上 | 20リンギ | 区分がありません |
| 学生 | 30リンギ | 区分がありません |
外国人には高齢者料金も学生料金もありません。子ども料金も四十五リンギなので、国内の大人より高くなります。家族で乗るとこの差がそのまま積み上がります。
乗り場
乗り場は2か所です。オランダ広場から歩けるマラッカ・リバースクエア側と、スパイスガーデン側です。予約のときにどちらか選ぶようになっているので、宿から近いほうにしてください。

16. タミンサリタワーは時間帯で料金が変わります
同じ展望台でも昼と夕方と夜で料金が違います。そして高齢者割引は国内の人にだけ実質的に効きます。
マラッカ市内に一つだけある回転展望台です。円盤型の客室が支柱に沿って回りながら上がる仕組みで、一回に数分かかります。遺産地区の南側にあり、川と海峡と赤い屋根が一度に見えます。
時間帯ごとの料金
| 時間帯 | 大人 国内 / 外国人 | 子ども 国内 / 外国人 | 高齢者 国内 / 外国人 |
|---|---|---|---|
| 昼 9時から18時前まで | 20 / 26リンギ | 15 / 18リンギ | 11 / 22リンギ |
| 夕方 18時から20時前まで | 25 / 31リンギ | 20 / 23リンギ | 16 / 27リンギ |
| 夜 20時から23時 | 25 / 31リンギ | 20 / 23リンギ | 16 / 27リンギ |
目を引くのは高齢者の行です。国内の高齢者は大人の半分強で済むのに、外国人の高齢者は外国人の大人とほとんど変わりません。子どもは逆で、外国人でも大人よりはっきり安くなります。
営業時間
平日は9時から22時までで最終入場が21時、週末と祝日は23時までです。夕方の料金帯が始まる18時前後がいちばん混みます。上の金額は公式の予約画面で確かめたものです。
17. アンコール・マラッカは外国人の子どもも大人料金です
マレーシア国籍以外は年齢を問わず158リンギの1種類です。子どもも高齢者も同額です。
マラッカの歴史を舞台で見せる屋内公演です。客席そのものが360度回転し、240メートルの舞台を順に通り過ぎていきます。一回は70分で、国際貿易センターの隣に専用の劇場が建っています。
公演のない日が一日あります。水曜は公演を行いません。ほかの曜日は17時30分の回が毎日あります。
マレーシアの身分証明書や永住権、長期滞在資格を持つ人は大人78リンギ、子どもと高齢者と障害のある人は48リンギです。それ以外の観客は大人も子どもも高齢者も同じ158リンギです。検索で出てくる案内に68リンギや138リンギと書かれたものがありますが、公式の予約画面の金額とは違います。
同じ劇場で二つの演目を上演しています。「アンコール・マラッカ」は水曜を除く毎日17時30分、もう一方は日曜と月曜が14時30分、火曜から土曜が20時30分です。どちらも水曜はありません。行きたい日は公式の案内で確かめてください。
アンコール・マラッカの料金
| 区分 | 大人 | 子ども 12歳以下 | 高齢者 60歳以上 |
|---|---|---|---|
| マレーシアの身分証明書、永住権、長期滞在資格 | 78リンギ | 48リンギ | 48リンギ |
| それ以外 | 158リンギ | 158リンギ | 158リンギ |
| 特別席 | 388リンギ、区分なく同じです | ||
ホテル利用券を組み合わせた2人用の商品もあり、そちらも国内と国外で金額が違います。入場時に身分証明書や旅券を確認するので、国内料金で予約して現地で差額を払うことにならないようにしてください。
18. お金を払わずに見られるもの
マラッカで最も写真に写る風景の多くは無料です。要塞の門と丘の上の教会跡に入場料はありません。
ポルトガルが築いた要塞から門が一つ残っています。ポルタ・デ・サンティアゴ地図と呼ばれ、アファモサとも言われます。柵がないので時間に関係なく見られます。その裏の丘を上がるとセントポール教会跡が現れます。屋根のない赤れんがの壁だけが残り、中にフランシスコ・ザビエル像が立っています。ここも無料で時間の制限がありません。
オランダ広場の赤い建物群も、外から見る分にはお金がかかりません。スタダイスは中が博物館なので券が要りますが、広場と時計塔と噴水はいつでも見られます。この街の写真に最も多く写る場所です。
無料で見られるところ
| 場所 | 時間 | 備考 |
|---|---|---|
| ポルタ・デ・サンティアゴ | 制限なし | 残った門が一つ。丘の下にあります |
| セントポール教会跡 | 制限なし | 丘の上。階段で上がります |
| クライストチャーチ | 月曜から土曜 8時30分から17時 | オランダ広場の赤い建物。日曜は礼拝です |
| 青雲亭地図 | 毎日 | マレーシアで最も古い中国寺院です |
| マラッカ海峡モスク地図 | ムスリム以外は9時から18時 | 水上に建ちます。旧市街から車で出ます |
海峡モスクは埋め立て地にあり、遺産地区から車で15分ほどです。日が沈む時間に人が最も集まります。腕と脚を覆う服装で行き、女性は髪を覆うものを持っていくとよいでしょう。


19. 何を食べるか、その店が何曜日に閉まるか
マラッカの名の知れた店は閉まる曜日がばらばらです。行く前に曜日を合わせておいてください。
マラッカの食べ物は、中国系とマレー系が混ざったニョニャ料理、ポルトガル系の子孫の料理、そしてこの街で定着した看板料理に分かれます。ご飯を球状に丸めて出すチキンライスボール、落花生のたれが煮立つ鍋に串を浸すサテ・チュルップ、椰子砂糖をかけたチェンドルが代表です。
よく訪ねられる店のうち二つは、古い案内が書かれたあとに移転したり営業が変わったりしています。サテ・チュルップの店は一度閉じたあとコタ・シャバンダル側の新しい場所で再開したので、多くの記事に載っている住所は今のものではありません。
店名と時間と休み
| 店 | 何を | 時間 | 休み |
|---|---|---|---|
| チョンワ | チキンライスボール | 9時30分から14時 | 火曜と水曜 |
| ジョンカー88 | チェンドルとニョニャラクサ | 9時30分から18時、土曜は21時まで | なし |
| キャピトル・サテチュルップ | サテ・チュルップ | 16時から24時、金曜と土曜は26時まで | 月曜 |
チョンワは昼過ぎに材料が尽きる日が多く、11時30分より前に行くと列が短く済みます。ジョンカー88は表通りにあるので歩きの途中に入れやすい店です。
夜市で食べる場合
夜市が立つ晩は通りの上でほとんど済みます。串が一本数リンギ、一皿が十リンギ前後なので、少しずつ何種類も食べるのに向いています。屋台は現金を好み、釣り銭をあまり持っていない店もあるので小さい紙幣を用意してください。
20. どこに泊まるか、宿泊費のほかに付く税
遺産地区の中か川向こうに泊まれば歩いてほとんど回れます。宿泊費のほかに税が二つあります。
ジョンカーストリートとオランダ広場の間がいちばん密集した区画で、川を渡った側にもホテルが並びます。遺産地区の宿は古い商店建築を改装したところが多く、部屋が狭く階段が急な代わりに夜市まで数分です。川向こうは部屋が広めで、バスがその前に降ろす便もあります。
遺産地区の外に出ると宿泊費は下がりますが、夜市を往復するのに車が要るので差は縮みます。
宿泊費に加わるもの
| 項目 | 金額 | 誰が払うか | いつ払うか |
|---|---|---|---|
| 連邦観光税 | 一部屋一泊10リンギ | 外国旅券の所持者のみ | 予約時またはチェックイン時 |
| マラッカ州の遺産税 | 三つ星未満3リンギ、三つ星と四つ星4リンギ、五つ星5リンギ、一部屋一泊 | 宿泊者 | チェックイン時にホテルへ直接 |
マレーシア国民と永住者は連邦観光税を払いません。外国旅券で二泊すると、二つ合わせて二十六リンギから三十リンギが宿泊費とは別にかかります。予約サイトで支払い済みの場合もあれば現地で受け取る場合もあるので、予約確認書を見ておいてください。
21. お金と支払い、現金はどれくらい
マレーシアリンギの現金をある程度持っていくほうが安心です。夜市の屋台はほとんど現金です。
ホテルと大きめの食堂、商業施設、有料施設の窓口はカードが使えます。それ以外、つまりジョンカーウォークの屋台や小さな店、トライショーは現金を好み、釣り銭を多く持たない店もあります。大きい紙幣より小さい紙幣のほうが役に立ちます。
現地の電子決済は広く使われていますが、外国人の登録は東南アジア諸国の電話番号から順に開かれている途中です。短い旅なら現金のほうが確実です。配車アプリは現金でも払えるので、旅行者が電子決済を用意する必要はほとんどありません。
シンガポールドルをそのまま受け取る店もありますが、そのとき使われる為替は両替所より不利なことが多く、得にはなりません。
どこで両替するか
| 場所 | 備考 |
|---|---|
| シンガポール市内の両替所 | 先に替えておくと着いてから探さずに済みます |
| マラッカ・セントラル | ターミナル内に両替所と現金自動預払機があります |
| 遺産地区 | 両替所はありますが営業時間が短めです |
目安として、外国人の大人が入場料をいくつかと川クルーズ、食事を二、3回入れると一日で百五十リンギから二百リンギほどになります。これにバスの往復と宿泊費が別に要ります。シンガポールで使う金額との感覚はシンガポールの節約旅行ガイドにまとめてあります。
22. 日帰りの一日と、一泊二日の二日
日帰りは午前の到着から19時発まで8時間ほどです。一泊すると夜市と夜の川が加わります。
下の日程はバスの時刻と施設の開く時刻を突き合わせたものです。国境の待ちが伸びることがあるので、到着時刻には余裕を見てあります。
日帰りのほうは帰りの最終便から逆に組むほうが安全です。19時に出るには18時30分には乗り場にいることになり、遺産地区からの移動を20分ほど見ておけば足ります。
日帰り、水曜から金曜が向きます
| 時刻 | 予定 |
|---|---|
| 6時前後 | シンガポールを出発 |
| 10時30分前後 | マラッカ着。遺産地区へ移動 |
| 11時 | チョンワで早めの昼食。売り切れる前です |
| 12時 | オランダ広場、クライストチャーチ、セントポールの丘、ポルタ・デ・サンティアゴ |
| 14時 | スタダイス周辺のまとめ券。最終入館は16時30分です |
| 15時30分 | ジョンカーストリートを歩いてチェンドル |
| 16時30分 | マラッカ川クルーズ45分 |
| 17時30分 | 乗り場へ移動 |
| 19時 | シンガポール行き最終便 |
| 23時前後 | ウッドランズか市内に到着 |
一泊、金曜か土曜に入ります
| 時刻 | 一日目 |
|---|---|
| 8時前後 | シンガポール出発 |
| 12時30分前後 | 到着、宿に荷物を預けます |
| 13時 | 昼食と遺産地区の散策 |
| 15時 | まとめ券で博物館を一、2か所 |
| 18時 | ジョンカーウォークの夜市 |
| 21時 | 夜の川クルーズか展望台の夜の回 |
| 時刻 | 二日目 |
|---|---|
| 10時 | ババニョニャ文化遺産博物館が開きます。火曜だけ避ければ入れます |
| 11時30分 | 海峡モスクか海洋博物館 |
| 13時 | 昼食 |
| 14時30分 | シンガポール行きのバス。午後が最も多い時間帯です |
| 19時前後 | シンガポール着 |
23. いつ行くのがよいか
月よりも曜日のほうが効きます。マラッカは一年を通して暑く湿り、午後に強い雨が降ります。
気温は年間を通して大きく変わりません。日中は三十度を超え、湿度が高く、午後に短くて強い雨が降ります。だからいつ行くかは曜日を見て決めることになります。夜市が立つ三晩、博物館が休む月曜、ババニョニャが休む火曜が日程を決めます。
マレーシア側の事情
マレーシアは今年をビジット・マレーシア2026という観光振興の年と定めており、マラッカ州も独自の観光キャンペーンを並行して進めています。行事や祭りが普段より多い代わりに、週末の遺産地区はより混みます。宿泊費も週末に上がるので、混雑が負担なら平日に入って一泊し、金曜の夕方の夜市だけ見て出る順番が楽です。
マレーシアの祝日
マレーシアの祝日とシンガポールの祝日が重なる週末は国境の待ちがとくに長くなります。ハリラヤ、ディーパバリ、旧正月の前後がそれにあたります。この時期はバスの所要が案内よりずっと長くなるので、日帰りには向きません。
🎡観光・遊び51
🍜グルメ4
🏨宿泊10
🚇移動・交通4
🧭旅のヒント16
よくある質問
できます。ただし夜の予定はあきらめることになります。帰りの最終便が19時に出ます。
朝6時台のバスに乗ると10時30分前後にマラッカに着きます。そこから18時まで8時間近く残ります。世界遺産地区を歩いて博物館を二つ三つ見て、川クルーズに乗るには10分な時間です。問題は帰りです。予約サイトで一日分の運行表を数えると、18時以降に出る便は四本から七本しかなく、その最終が19時です。夜市が18時に開くので、市場に入ってから最終便までは1時間しかありません。
1か所ではありません。クイーンストリートとゴールデンマイルタワーが多く、そのほかにも10か所以上あります。
古い案内によく出てくるゴールデンマイル・コンプレックスは商業施設が閉館し、今はバスの窓口がありません。建物は再開発中で完成はまだ先です。現在の乗車地はクイーンストリート・バスターミナル、ゴールデンマイルタワー、バンサンストリート、ブギス、ジャランベサール、セラングーン、ユーノス、タンピネス、アンモキオ、ブンレイ、ジュロンイーストなどに分かれています。予約画面に乗車地が出るので、宿から近い場所を選ぶと早朝の移動が楽になります。
19時です。金曜と土曜と日曜と平日を別々に数えても最終便の時刻は同じでした。
19時発は2社が出しています。1社はバンサンストリートとウッドランズに22時54分着、もう1社はウッドランズに23時、シティプラザに翌0時着です。座席は27席から44席で、夜市が立つ金曜と土曜は早めに埋まることがあります。日帰りにするなら帰りの席を先に押さえておくほうが安全です。
マレーシアの入国申告を到着の三日前以内にオンラインで出します。免除はシンガポール国籍者などに限られます。
マレーシア入国管理局のサイトで、到着日を基準に三日以内に提出します。手数料は無料です。免除されるのはシンガポール国民、マレーシア国民と永住者、外交・公用旅券の所持者、ブルネイの身分証明書所持者、タイの国境通行証所持者、インドネシアの国境通行文書所持者です。日本の旅券でシンガポールを旅行中なら提出の対象です。シンガポールに戻るときは別にシンガポールの入国カードが要ります。そちらはシンガポールの入国手続きにまとめてあります。
金曜と土曜と日曜の夜です。18時ごろから深夜まで、その通りは車が入りません。
屋台は17時ごろから支度を始め、18時を過ぎると通りが埋まります。平日にジョンカーストリートへ行くと、夜市ではなく骨董店とカフェが並ぶ普通の通りを見ることになります。三日のうちでは土曜の夜が最も混み、金曜の夜が比較的歩きやすいです。人気の屋台は売り切れ次第閉めるので、早い時間に行くほど選べます。夜市が目当てなら一泊する日程になります。
州立の博物館は月曜が全館休みです。ババニョニャ文化遺産博物館は火曜が休みです。
マラッカ州の博物館公社が運営する二十三館は、火曜から日曜まで9時に開いて17時30分に閉まり、最終入館は16時30分です。月曜は一館も開きません。私設のババニョニャ文化遺産博物館は逆に火曜が休みで、平日は16時15分、週末は16時45分に締め切ります。つまり月曜に行くと博物館の大半が閉まっており、火曜に行くと遺産地区で最も知られた家屋博物館が閉まっています。
州立博物館はきっちり二倍です。公演の一つは子どもも高齢者も大人と同額です。
州立博物館の料金区分は十二あり、そのうち八つで外国人の大人料金が国内料金のちょうど二倍です。国内10リンギの区分が外国人20リンギ、5リンギの区分が10リンギです。最も安い四つの区分だけは3リンギが5リンギになり、二倍には届きません。川クルーズは国内の大人が35リンギ、外国人の大人が50リンギで、外国人には高齢者料金も学生料金もありません。アンコール・マラッカの公演が差の大きい例で、国内の大人78リンギ、子どもと高齢者48リンギに対し、それ以外は年齢を問わず158リンギの1種類です。
市内バスはM100です。古い案内に出てくる17番は今はありません。
マラッカの市内バスを長く担ってきた会社が営業をやめ、路線が別の会社に移った際に番号の体系が変わりました。今はピンク色の車体が走り、マラッカ・セントラルから遺産地区を通ってウジョンパシルまで回る環状路線がM100です。平日は6時から22時30分、週末は7時から22時20分まで走り、間隔は平日30分、週末20分です。月曜から木曜は6時から22時30分、金曜から日曜は7時から22時20分で、金曜が週末側に入る点を見落としやすいところです。運賃は表で公開されておらず現金を受け付けない便もあるので、タッチ・アンド・ゴーのカードを用意するか、荷物があるなら配車アプリを使ってください。
案内は4時間前後ですが、実際にはもっとかかった記録が並びます。国境の待ち時間が変数です。
予約サイトが書いている所要は3時間54分から5時間です。陸路の距離はおよそ306キロです。ところが利用者の書き込みを読むと、案内より1時間半から2時間以上かかったという記録が繰り返し出てきます。国境では荷物をすべて持って降り、マレーシア側とシンガポール側の検問所をそれぞれ通って乗り直します。この待ち時間が曜日と時間帯で大きく変わります。帰る日の夜に飛行機に乗るなら余裕を広く取ってください。
遺産地区の中か川向こうなら歩いてほとんど回れます。宿泊費のほかに税が二つ付きます。
ジョンカーストリートとオランダ広場の間が遺産地区の中心で、川を渡った側にもホテルが集まっています。ホテルの前まで乗り入れる便もあるので、予約時に降車地を見ておくと移動が減ります。宿泊費とは別に、外国旅券の所持者は一部屋一泊10リンギの連邦観光税を払い、マラッカ州の遺産税が等級に応じて一泊3リンギから5リンギ加わります。遺産税はチェックインの際にホテルへ直接払います。
マレーシアリンギの現金をある程度持っていくほうが安心です。夜市の屋台はほとんど現金です。
ホテルと大きめの食堂、商業施設、有料施設の窓口はカードが使えます。一方でジョンカーウォークの屋台や小さな店、トライショーは現金を好みます。現地の電子決済は外国人登録が東南アジア諸国の番号から順に開いている途中なので、短い旅では現金が確実です。シンガポールで両替してもよく、マラッカ・セントラルの中にも両替所があります。
マラッカに鉄道の駅はありません。最寄り駅は旧市街から北へ四十キロ近く離れています。
マレー鉄道の南部線はジョホールバルから出てプラウスバン・タンピン駅を通ります。この駅がマラッカに最も近い駅ですが、隣の州にあり、降りてから車でさらに40分ほど走ることになります。加えて首都圏区間の工事で一部時間帯の運行が年末まで調整されています。荷物を持って二度乗り換えることになるため、バスのほうがずっと単純です。鉄道はマラッカから先へクアラルンプールやペナンまで続けて行くときに向いています。