シンガポール観光パスはどれが得?Go City対Klookパス、旅程で選ぶ
パスは3種類。考えることは一つだけです。行きたい場所をいちばん安く回れるのはどれか、正直に計算します。
| 選択肢 | 3つ。Go Cityオールインクルーシブ、Go Cityエクスプローラー、Klookパス |
|---|---|
| Go Cityオールインクルーシブ | 決めた日数だけ連続で入場し放題。2日券で約299シンガポールドル(大人)から。テンポよく回る人向け |
| Go Cityエクスプローラー | 3〜7か所を選んで30日間有効。3か所で約134シンガポールドル(大人)から。行き先を絞る人向け |
| Klookパス | 2〜10か所を選んで柔軟に30日間。約60シンガポールドルから。いちばん自由で、単品チケットも買える |
| ユニバーサル・スタジオ地図 | Go Cityの2種類はベース料金に込み。Klookパスは標準選択肢には含まれないが、チェックアウト時に有料オプションとして追加できる |
| 有効期間 | オールインクルーシブは連続した日数。エクスプローラーとKlookは初回利用から30日 |
| 鉄則 | 入場料の合計より安く、かつ本当に行きたい場所が入っているときだけ買う |
| 払い戻し | Go Cityは未使用なら購入から90日以内に全額返金可能 |
1. いちばん短い答え:どんな人にどのパスか
2. 3つのパスをひと目で
3. Go Cityオールインクルーシブの仕組み
4. Go Cityエクスプローラーの仕組み
5. Klookパス シンガポールの仕組み
6. 決め手はこの一点:ユニバーサル・スタジオ
7. 各パスの中身(重なる部分)
8. 本当の損得計算:基準になる入場料
9. シナリオ1:初めての詰め込み旅(3日で全部)
10. シナリオ2:ゆったりの1週間(3〜4か所を厳選)
11. シナリオ3:ユニバーサル中心の旅
12. シナリオ4:小さな子連れ、ゆっくり、2か所
13. シナリオ5:食と文化、無料のシンガポール(テーマパークは行かない)
14. パスが「得じゃない」とき(正直なところ)
15. 1分でできる自己診断
16. 買い方・有効化・旅の残りの計画
結論から言うと、最適なパスは「ペース・ユニバーサル・スタジオに行くか・何か所回るか」で決まります。短期間に詰め込んで回るならGo Cityのオールインクルーシブ、数か所をゆっくり回るならGo CityエクスプローラーかKlookパス、行き先が1〜2か所なら買わない方が得なこともあります。この記事では、ご自身の旅程を実際の入場料で計算して答えを出します。まずはシンガポール旅行ガイドと合わせてどうぞ。

1. いちばん短い答え:どんな人にどのパスか
万人にとっての正解はありません。テンポよく数日で多くを回るならオールインクルーシブ、数か所を絞ってゆっくり回るならエクスプローラーかKlookパス、そして場合によっては単品の割引チケットがすべてのパスより安く上がります。
まずは早見の判定表で、自分のスタイルに当てはめてみてください。
| あなたのスタイル | 向いている選択肢 |
|---|---|
| 詰め込み型。1日3か所以上の有料施設、ユニバーサル・スタジオも行く | Go Cityオールインクルーシブ |
| ゆったり型。1週間で3〜7か所を選んで回る | Go CityエクスプローラーかKlookパス |
| 大きな施設は1〜2か所だけ、または無料スポット中心 | パスなし。単品チケット(Klookの単品) |
この先のセクションで、実際の数字を使って、ひとつずつ確かめていきます。節約ガイドも合わせてどうぞ。
2. 3つのパスをひと目で
多くの人が見落とすのは、これが2択ではなく3択だということです。Go Cityが性格の違う2つの商品を売っているからです。
| パス | 仕組み | 目安価格 | 有効期間 | ユニバーサル | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Go Cityオールインクルーシブ | 連続日数で入場し放題 | 2日券 約299シンガポールドル〜 | 連続した日数 | ✅ 込み | テンポよく回る人 |
| Go Cityエクスプローラー | 3〜7か所を選ぶ | 3か所 約134シンガポールドル〜 | 初回利用から30日 | ✅ 込み | 行き先を絞る人 |
| Klookパス | 2〜10か所を選ぶ。最も柔軟 | 約60シンガポールドル〜 | 有効化から30日 | オプション追加(+別途料金) | 自由度+単品買い |
価格はいずれも「〜から/約」の目安で、時期や為替で変わります。出発前に必ず最新料金を確認してください。
3. Go Cityオールインクルーシブの仕組み
これは「回数」ではなく「時間」で区切られたパスです。決めた日数だけ連続で37か所以上に入り放題なので、詰め込むほど1か所あたりが安くなります。
2日から7日までの日数を選び、最初のアトラクションに行った日からその日数ぶん連続で時計が動きます(途中で止められません)。だからこそ、1日に3〜4か所の有料施設を回るような濃い計画と相性がいいパスです。日数別の目安はこちらです。
| 日数 | 入場 | こんな人に | 目安価格(大人) |
|---|---|---|---|
| 2日 | 連続2日間 入り放題 | 週末のショートステイ | 約299シンガポールドル〜 |
| 3日 | 連続3日間 入り放題 | 王道の詰め込み旅 | 約3日ぶんに加算〜 |
| 4日 | 連続4日間 入り放題 | 大物を一気に回る人 | 日数が増えるほど加算〜 |
| 5日 | 連続5日間 入り放題 | セントーサ地図もじっくり | 日数が増えるほど加算〜 |
| 6日 | 連続6日間 入り放題 | 長めの滞在で広く回る | 日数が増えるほど加算〜 |
| 7日 | 連続7日間 入り放題 | 1週間まるごと観光 | 最上位プラン〜 |
表のとおり、長い日数を選ぶほど総額は上がりますが、その分1か所あたりは下がります。詰め込んで回るほど得をする仕組みです。目玉はユニバーサル・スタジオ(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、シンガポール動物園地図・ナイトサファリ地図・リバーワンダー地図ズ・バードパラダイス地図、ケーブルカー、ビッグバス、マリーナベイ・サンズ地図のスカイパーク展望デッキなど。野生動物パークの行き来はマンダイの動物園エリアも参考になります。価格は時期や為替で動くので、出発前に最新料金を確認してください。
このパスで得をするのは、テンポよく動ける人です。ゆっくり派が買うと回りきれず、払った分の元が取れないことになりがちです。

4. Go Cityエクスプローラーの仕組み
これは「回数」で区切られたパスです。約47か所から好きな数(3〜7か所)を選び、30日以内に使えばよいので、回るペースは問われません。どこを選ぶかだけ決めればいいパスです。
行きたい数か所がはっきり決まっていて、それを何日かに分けてゆっくり回りたいときに向いています。選ぶ数と目安価格は次のとおりです。
| 選ぶ数 | 目安価格(大人) | 1か所あたり換算 |
|---|---|---|
| 3か所 | 約134シンガポールドル〜 | 約45シンガポールドル |
| 4か所 | 3か所より加算〜 | 選ぶほど単価は下がる |
| 5か所 | 4か所より加算〜 | 選ぶほど単価は下がる |
| 6か所 | 5か所より加算〜 | 選ぶほど単価は下がる |
| 7か所 | 最大構成〜 | 選ぶほど単価は下がる |
選べる主なアトラクションはこちらです。
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- シンガポール動物園
- ナイトサファリ
- リバーワンダーズ
- バードパラダイス
- シンガポール・ケーブルカー
- シンガポール・フライヤー
- AJハケット・セントーサ(バンジー)
- ビッグバス・シティツアー
- リバークルーズ
- マリーナベイ・サンズ スカイパーク
料金は選ぶ数が増えるほど総額は上がりますが、1か所あたりの単価は下がります。最小構成だと約99シンガポールドルからのこともあります。オールインクルーシブと同じ大物がそろうので、違いは「日数で区切るか、回数で区切るか」だけです。
枠を使うなら入場料の高い施設(ユニバーサル・スタジオ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、野生動物パーク)に。安い施設や無料の場所に1枠を割くのはもったいないです。
5. Klookパス シンガポールの仕組み
Klookパスはいちばん柔軟な選択肢です。約29か所から2〜10か所を選び、購入後30日以内に有効化すれば、そこから残りを使えます。単品チケットも売っているので、自由に組み合わせられます。
1か所あたりの実質コストは、選ぶ数が多いほど安くなります。目安は次のとおりです。
| 選ぶ数 | 1か所あたり換算 | 備考 |
|---|---|---|
| 2か所 | 約27.5シンガポールドル | 約62シンガポールドル〜。お試しに |
| 5か所 | 約22.5シンガポールドル | いちばんバランスがよい |
| 10か所 | 約19.4シンガポールドル | たくさん回る人ほどお得 |
| ユニバーサル・スタジオ | 別途 | 標準の選択肢には含まれない。チェックアウト時に有料オプションとして追加(別途料金) |
正規料金と比べると最大で約44%安くなります。選べる主なアトラクションはこちらです。
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- シンガポール・ケーブルカー
- スカイヘリックス・セントーサ
- シンガポール動物園
- ナイトサファリ
- リバーワンダーズ
- リバークルーズ
- アートサイエンス・ミュージアム地図
- シンガポール・フライヤー
セントーサの乗り物もここに含まれます。念のためもう一度言うと、標準パスにユニバーサル・スタジオは入っていません。Klook上で別途(多くは割引で)買うか、表のとおりチェックアウト時の有料オプションで付ける形です。
Klookは単品チケットも割引します。行き先が1〜2か所だけなら、パスを買わずにチケットを直接買った方が安く上がることがよくあります。
6. 決め手はこの一点:ユニバーサル・スタジオ
行きたい場所にユニバーサル・スタジオがあるなら、その一点でパスが決まることがよくあります。Go Cityは2種類ともUSSをベース料金に含めており、KlookパスはUSSが標準選択肢ではありませんが、チェックアウト時に有料のプレミアムオプションとして追加できます。
計算してみましょう。ユニバーサル・スタジオの入場料は約83シンガポールドル。これが込みのパスは、ユニバーサルに行く人にとって最初から約83シンガポールドルぶん有利です。逆に行かないなら、その込みの価値はまるごと無駄になり、柔軟なKlookパスや単品チケットの方が得になります。セントーサの他の施設と合わせて回るかどうかも一緒に考えてください。
ユニバーサル・スタジオに行かないのに、ユニバーサル込みのパスにお金を払ってはいけません。

7. 各パスの中身(重なる部分)
3つのパスはシンガポールの大きな有料アトラクションのほとんどを共通で持っているので、中身の差で決まることはまれです。決め手は価格とペースです。
共通して入っているのは、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、シンガポール動物園、ナイトサファリ、リバーワンダー、ケーブルカー、ビッグバスなど。Klookはこれに加えてシンガポール・フライヤー地図やアートサイエンス・ミュージアム、スカイヘリックスがあり、単品買いにも対応します。Go Cityは食事やクルーズの体験がいくつか加わります。大きな違いは、ユニバーサル・スタジオがGo Cityの2種類のベース料金に含まれており、Klookパスでは有料の追加オプションとして選択できることです。
| アトラクション | オールインクルーシブ | エクスプローラー | Klookパス |
|---|---|---|---|
| ユニバーサル・スタジオ・シンガポール | ✓ 込み | ✓ 込み | オプション追加(+別途料金) |
| ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ | ✓ | ✓ | ✓ |
| シンガポール動物園 | ✓ | ✓ | ✓ |
| ナイトサファリ | ✓ | ✓ | ✓ |
| リバーワンダーズ | ✓ | ✓ | ✓ |
| シンガポール・ケーブルカー | ✓ | ✓ | ✓ |
| シンガポール・フライヤー | ✓ | ✓ | ✓ |
| MBSスカイパーク | ✓ | — | — |
| アートサイエンス・ミュージアム | — | ✓ | ✓ |
| スカイヘリックス・セントーサ | — | — | ✓ |
| ビッグバス・シティツアー | ✓ | ✓ | — |
パスの内容は変わることがあります。予約前に各プラットフォームで最新情報を確認してください。
忘れてはいけないのは、スーパーツリー・グローブ地図のショー、マリーナベイのマーライオン公園、セントーサのビーチは無料だということ。どのパスを使っても、こうした無料スポットでお金が浮くことはありません。シー・アクアリウムのような有料の水族館は、パス対象かどうかを個別に確認してください。
8. 本当の損得計算:基準になる入場料
パスが「得」になるのは、入場料の合計がパスの値段より高いときだけです。だから、まずは2026年の入場料を足し算しましょう。
| アトラクション | 大人の入場料(約) |
|---|---|
| ユニバーサル・スタジオ | 約83シンガポールドル |
| ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(2ドーム) | 約53シンガポールドル |
| シンガポール動物園 | 約48シンガポールドル |
| ナイトサファリ | 約55シンガポールドル |
| リバーワンダー | 約43シンガポールドル |
| バードパラダイス | 約48シンガポールドル |
| シンガポール・ケーブルカー | 約33シンガポールドル |
| シンガポール・フライヤー | 約40シンガポールドル |
| マリーナベイ・サンズ スカイパーク | 約32シンガポールドル |
| アートサイエンス・ミュージアム | 約21シンガポールドル〜 |
| ビッグバス | 約45シンガポールドル〜 |
| スカイヘリックス・セントーサ | 約20シンガポールドル |
いずれも「約」の目安で変動し、オンライン予約だと少し安いのが普通です。
合計してみてパスが割高なら、行きたい施設を単品で予約した方が得です。とくにユニバーサル・スタジオのような1か所狙いなら、割引チケットを直接買う方がすっきりします。KlookとKKdayの両方で料金を見比べてみてください。
本当に行きたい施設だけを書き出し、上の表で合計してから、各パスの値段と比べてください。この足し算ひとつで答えが出ます。
9. シナリオ1:初めての詰め込み旅(3日で全部)
ユニバーサル・スタジオ、ガーデンズ、動物園、ナイトサファリにもう数か所を、2〜3日に詰め込みたいなら、Go Cityオールインクルーシブがほぼ最安の道です。
たとえばこんな3日間です。
- 1日目 ユニバーサル・スタジオ+ケーブルカー
- 2日目 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ+マリーナベイ・サンズ スカイパーク+シンガポール・フライヤー
- 3日目 動物園+ナイトサファリ+リバーワンダー(マンダイの野生動物パーク)
この行程の入場料を単品で買うと、合計はこうなります。
| アトラクション | 入場料(約) |
|---|---|
| ユニバーサル・スタジオ | 約83シンガポールドル |
| ケーブルカー | 約33シンガポールドル |
| ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(2ドーム) | 約53シンガポールドル |
| マリーナベイ・サンズ スカイパーク | 約32シンガポールドル |
| シンガポール・フライヤー | 約40シンガポールドル |
| シンガポール動物園 | 約48シンガポールドル |
| ナイトサファリ | 約55シンガポールドル |
| リバーワンダーズ | 約43シンガポールドル |
| 合計 | 約387シンガポールドル |
この約387シンガポールドルを複数日のオールインクルーシブと比べると、ここまで詰め込む計画ではパスが勝ちやすく、ユニバーサルが込みなのが決め手になります。節約ガイドで全体の予算配分も確認しておきましょう。
得をするのは本当にテンポよく動ける人だけです。雨や疲れで1か所減ると、節約幅もその分しぼみます。
10. シナリオ2:ゆったりの1週間(3〜4か所を厳選)
1週間の滞在で大きなアトラクションを数か所だけゆっくり回るなら、回数制のパス(Go CityエクスプローラーかKlookパス)が、時間制のオールインクルーシブより得です。
たとえば4か所(ユニバーサル・スタジオ+ガーデンズ+ナイトサファリ+ケーブルカー)を選ぶとします。エクスプローラー4か所と、Klookパス3か所+ユニバーサル別買いを比べると、前者はユニバーサルが込みで分かりやすく、後者はKlookの柔軟さと単品割引が生きます。結論は、4つの中にユニバーサルが入るならエクスプローラー、とにかく自由に選びたくてユニバーサルの別買いも苦にならないならKlookパスです。シンガポール・フライヤーを入れるかも一緒に検討を。旅の時期はベストシーズンガイドも参考になります。

11. シナリオ3:ユニバーサル中心の旅
旅の中心がユニバーサル・スタジオで、あとは1〜2か所だけというなら、ユニバーサル込みのGo Cityと、Klookでユニバーサルを買って小さなKlookパスを足す方法を比べましょう。
たとえばユニバーサル・スタジオ+ガーデンズ+ケーブルカーの3か所。
- A案 Go Cityエクスプローラー3か所(約134シンガポールドル、3つとも込み)
- B案 Klookでユニバーサル(約83シンガポールドル)+Klookパス2か所(ガーデンズ+ケーブルカー)
計算すると両者はかなり接近しますが、ユニバーサルがからむとGo Cityの「まとめ込み」がわずかに有利になることが多いです。ユニバーサル・スタジオとセントーサを組み合わせる行程なら、なおさらまとめる価値があります。
ユニバーサルは繁忙日の料金変動が大きく、パスのキャンペーンでも答えが変わります。必ず自分の正確な日程で最新料金を確認してください。
12. シナリオ4:小さな子連れ、ゆっくり、2か所
小さな子ども連れだとどうしてもゆっくりになり、回れるのは2か所程度ということもあります。その場合、パスより単品の割引チケットを2枚買う方が得なことがよくあります。
子ども料金は安めですが、それでも1人ずつ払うことに変わりはありません。使い切れない複数日のオールインクルーシブより、2か所のKlookパスや単品チケットの方が安く上がります。子連れシンガポールの楽しみ方も合わせて見ておくと安心です。スーパーツリーのショーやガーデンズ・バイ・ザ・ベイの屋外エリア、マーライオンといった子ども向けの見どころの多くは無料だということも覚えておきましょう。
お昼寝の時間や天気も計算に入れてください。使わないパスの1日は、そのまま無駄なお金になります。
13. シナリオ5:食と文化、無料のシンガポール(テーマパークは行かない)
旅の中心がホーカーの食、街歩き、無料のランドマークなら、そもそもパスはあなた向きではないでしょう。
パスは有料アトラクションを軸に組まれているので、食・文化中心の旅では元が取れる水準に届きにくいのが実情です。せいぜい1〜2か所(アートサイエンス・ミュージアムやリバークルーズなど)を回るための小さなKlookパスで十分です。マーライオン公園やマリーナベイの屋外ショー、街歩きといった無料のシンガポールを軸に、お金は食事に回しましょう。費用配分は節約ガイドが参考になります。

14. パスが「得じゃない」とき(正直なところ)
有料アトラクションが1〜2か所だけ、ゆっくり動く、無料スポット中心、予定がまだ固まっていない。こんなときはどのパスも見送りで大丈夫です。計算が合いません。
パスを見送るのは
有料が1〜2か所、無料・安い見どころが多い、とてもゆっくりしたペース、予定が固まっていないとき。
パスで元が取れるのは
中〜高価格のアトラクションが3か所以上、期間内に確実に回れる、Go Cityならユニバーサルが込みのとき。
どちらにせよ
まず行きたい場所の入場料を足し算すること。パスを買わなくても、単品チケットはオンライン予約だと割引になります。
ここは正直にお伝えします。無理に売ろうとしないのが、いちばん信頼できる買い物のコツだと考えています。
15. 1分でできる自己診断
4つの質問に答えれば、1分もかからずに決められます。
- 1. 書き出す 本当に行きたい有料アトラクションだけを書き出します(無料スポットは除く)。
- 2. 足す 上の表で、その入場料を合計します。
- 3. 数える 日数とペースを確認。1日3か所以上回れますか?回れるならオールインクルーシブ、無理ならその数ちょうどのエクスプローラーかKlookパスで見積もりを。
- 4. 確認する その中にユニバーサル・スタジオはありますか?あるならGo City(込み)寄り、ないならKlookパスや単品の方が安いことが多いです。
あとは、合計がいちばん安く、かつ行きたい場所が全部入っている方を選ぶだけです。
2つの選択肢が並んだら、柔軟な方(Klookパスかエクスプローラー)を選んでおくと、雨の日が出ても無駄になりにくいです。
16. 買い方・有効化・旅の残りの計画
オンラインで買い(その方が安く、購入の列も省けます)、実際に回り始める当日に有効化し、有効化を早まらないこと。これが鉄則です。
- 出発前にオンラインで購入を(割引あり。Go Cityは未使用なら90日以内に払い戻し可)。
- オールインクルーシブは、何か所も詰め込める日を選んで有効化を。
- 回数制のパスは、入場料の高い施設に枠を使いましょう。
- すべてスマホで完結します。アプリやQRコードを事前に用意しておきましょう。
そのうえで、アトラクションを実際の旅程に組み込みます。たとえばガーデンズ・バイ・ザ・ベイ、ユニバーサル・スタジオ、マンダイの野生動物パークをテンポよくつなぎ、旅の時期はベストシーズンガイドで確認します。大切なのは、旅にパスを合わせるのではなく、パスを自分の旅に合わせること。全体の計画はシンガポール旅行ガイドからどうぞ。