シンガポールの11月:年間最多雨月とクリスマス点灯、そして安い時期
11月はシンガポールで一年のうち最も雨が多い月です。同時にクリスマスのイルミネーションが点灯し、料金はまだ12月ではありません。この相反をどう計算するかをまとめました。
| 気温 | 日中およそ31度・夜間24〜25度。湿度が高く体感はさらに上がります |
|---|---|
| 降水量 | 約320mm・雨の日およそ20日。12か月で最も多い月です |
| 雨の性格 | 北東モンスーンに入り、午後の雷雨型から一日続く型に変わります |
| ディーパバリ | 2026年11月8日(日)、振替休日は11月9日(月)で三連休 |
| クリスマス点灯 | オーチャードは11月に点灯し1月1日まで。2026年の日付は公式確認が必要です |
| ヘイズ | モンスーンの雨でリスクが大きく下がります。9月・10月ほど気にしなくて済みます |
| 料金 | F1後・年末繁忙期前で比較的低い区間。ただしディーパバリ連休は例外 |
| 必携 | 折りたたみ傘、乾きやすい靴、替えの靴下、防水ポーチ |
1. 11月にシンガポールへ行ってもよいか
2. シンガポールの11月の天気は
3. 北東モンスーンが始まると雨はどう変わるか
4. 実際の体感はどのくらい暑いか
5. 雨を前提に一日を組む方法
6. 何を持っていけばよいか
7. オーチャードのクリスマス点灯はいつから見られるか
8. ディーパバリは11月8日、連休が付きます
9. 二つの灯りが重なる唯一の時期
10. 11月に開かれるほかの行事
11. 11月にヘイズを心配すべきか
12. 混雑と物価、そして11月の価格の窓
13. 雨の11月にやってよかったこと
14. 賢い11月の一日の組み方
15. 11月の2泊3日モデルコース
16. 11月とほかの月、そしてまとめ
シンガポールの11月は年間で最も雨が多い月であり、同時にオーチャード・ロードのクリスマス点灯が始まり、ディーパバリの連休が重なる月でもあります。この記事では北東モンスーンで雨の性格がどう変わるかから、二つのイルミネーションを一晩で回るコース、12月との料金比較までを実践的にまとめました。

1. 11月にシンガポールへ行ってもよいか
11月はシンガポールで最も雨が多い月です。それでも勧められる理由がはっきりある、少し変わった月です。月間降水量が約320mm、雨の日が20日ほどで12か月中1位ですが、同じ月にクリスマスのイルミネーションが点灯し、料金は12月より低くなります。
| 11月の利点 | 受け入れる点 |
|---|---|
| オーチャード・ロードのクリスマス点灯がこの月に始まります | 年間降水1位。屋外の予定は動きます |
| ディーパバリの装飾が残り、二つの祭りの灯りが重なります | モンスーンに入ると一日曇る日が増えます |
| F1が終わり宿泊料金が落ち着く区間です | ディーパバリ連休(11/7〜9)は混雑し料金も上がります |
| 12月と同じ装飾なのに12月の価格ではありません | 下旬になるほど年末の料金カーブが始まります |
| モンスーンの雨でヘイズのリスクが大きく下がります | 海や島のアクティビティは中止の可能性があります |
まとめると、一日中屋外を歩く旅には不利で、夜景とイルミネーション、屋内施設、買い物と食事が中心の旅にはむしろ有利な月です。12月の年末料金が厳しいなら、11月が現実的な代替になります。
月ごとの向き不向きはシンガポール旅行のベストシーズンで全体を比較しています。
2. シンガポールの11月の天気は
日中の最高が31度前後、夜間の最低が24〜25度で、気温そのものは10月とほぼ変わりません。跳ね上がるのは降水量です。30年平年値で見ると、11月はシンガポールで最も雨が多い月です。
| 項目 | 10月 | 11月(この記事) | 12月 |
|---|---|---|---|
| 月間降水量 | 約200mm | 約320mm(年間1位) | 約290mm前後 |
| 雨の日 | 15日前後 | 20日前後 | 19日前後 |
| 日中最高 | 約31.8度 | 約31度 | 約30〜31度 |
| 雨の性格 | 季節の変わり目、午後の雷雨型 | 北東モンスーン入り、持続型へ | 北東モンスーンの雨期 |
| イベント | F1、ディーパバリ点灯 | ディーパバリ連休、クリスマス点灯 | 年末カウントダウン |
| 料金 | F1週が最高値 | 比較的低い区間 | 年末繁忙期で最高値 |
この表で読むべきなのは気温ではなく雨です。シンガポールは年間の気温変化が小さいため、月を選ぶときに実際に効く変数は降水とイベント、そして料金です。
湿度は年間を通して高く、日陰でも汗ばみます。ただ雨が多いぶん日中の直射日光を避けられる日が増え、体感では8月・9月より楽だという旅行者も少なくありません。
3. 北東モンスーンが始まると雨はどう変わるか
10月までの雨が「午後に1〜2時間降ってやむ」だったとすれば、北東モンスーンは「朝から曇って一日降ったりやんだり」に近づきます。同じ降水量でも日程への影響がまったく違うため、11月の旅ではこの差を知っておくのが最も実用的です。
| 区分 | 季節の変わり目(9〜10月) | 北東モンスーン(11月〜) |
|---|---|---|
| 降る時間帯 | 主に午後2時前後の雷雨 | 時間帯が定まらず朝も降ります |
| 持続時間 | 短く強く、おおむね1〜2時間 | 弱くても長く、半日続くこともあります |
| 範囲 | 局地的。隣の地区は晴れていることも | 広範囲。島全体が同時に曇る日があります |
| 対策 | 午後に屋内を一つ挟めば解決 | 一日を屋内中心で組む日が出てきます |
切り替わる時期は年によって違います。シンガポールの国家環境庁が毎年、北東モンスーンの開始を別途発表しますが、おおむね11月中旬から下旬の間です。つまり11月初旬はまだ季節の変わり目に近く、下旬は確実にモンスーンという年が多くなります。同じ11月でも上旬と下旬で体感が違うということです。
実際の対応はこれで足ります。屋外で必ずやりたいことは午前に置き、午後はいつでも屋内に振り替えられるよう空けておく。シンガポールは地下鉄駅とモールが地下で繋がっている区間が多く、雨でも都心ならほとんど濡れずに移動できます。

4. 実際の体感はどのくらい暑いか
気温は31度でも湿度が高く体感は35度近く、そして最も蒸すのは雨が上がった直後です。時間帯で体感がはっきり分かれるので、それに合わせて日程を組むとかなり楽になります。
| 時間帯 | 体感 | この時間に向くこと |
|---|---|---|
| 7〜10時 | 最も過ごしやすく、雨も比較的少ない時間です | ガーデンズ、ボタニック・ガーデン、動物園などの屋外 |
| 10〜13時 | 日差しが強まり湿度も上がります | 屋内施設、モール、博物館へ移動 |
| 13〜17時 | 最も暑く、雨の確率も高い区間です | 冷房の効いた屋内、カフェ、スパ、昼寝 |
| 17〜19時 | 雨が上がると一気に蒸します | 屋内でもう少し粘ってから夜に出る |
| 19時以降 | 11月の夜は風があり歩きやすいです | イルミネーション巡り、夜景、ホーカーセンター |
11月の利点の一つは夜の時間帯が快適なことです。雨上がりの夜は乾季の夜より涼しいくらいで、この記事の主役であるクリスマスとディーパバリの灯りがどちらも夜のコンテンツなので、時間帯がうまく噛み合います。
5. 雨を前提に一日を組む方法
11月は雨を変数ではなく定数として扱うほうが賢明です。屋内の代替案をリストで持っていれば一日が崩れません。
| 本来やりたかったこと | 雨のときの代替 | 移動 |
|---|---|---|
| ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ地図の屋外散策 | クラウド・フォレストとフラワー・ドームの冷房温室 | 同じ敷地内、傘なしで移動可 |
| セントーサ地図のビーチ | 水族館、屋内アトラクション | モノレールと屋根付き通路 |
| 街歩きツアー | 国立博物館、アートサイエンス・ミュージアム地図 | MRT直結 |
| 屋外のホーカーセンター | モール地下のフードコート、屋内ホーカー | 地下で繋がる区間が多い |
| 展望・夜景 | 屋内の展望ラウンジ、買い物 | 雨が上がったら夜に再挑戦 |
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの冷房温室は11月に価値が上がります。ただ正直にお伝えすると、温室二つは繁忙期の午後にかなり混み、写真を撮ろうとすると人が入り続けます。午前に先に寄るか遅い午後を狙うほうがよく、入場券は現地の待ち時間を減らすため先に確保しておくと楽です。
雨の日の行き先をもっと広く見るなら、雨の日のシンガポールに屋内スポットをまとめています。

6. 何を持っていけばよいか
11月の荷造りの基準は一つだけ、濡れても一日が回るようにすることです。傘一本で乗り切るには雨が多すぎるので、濡れた後の備えまで持っていくと楽になります。
| 持ち物 | 理由 |
|---|---|
| 折りたたみ傘 | 11月の必需品第1位。現地でも買えますが降ってから買うと高くつきます |
| 薄手のレインジャケットかポンチョ | 傘では防ぎきれない風雨があります |
| 乾きやすい靴と替えの靴下 | 濡れた靴で半日歩くと旅がつらくなります |
| 防水ポーチかジップ袋 | スマートフォンとモバイルバッテリーの保護用 |
| 冷房用の薄い羽織りもの | 屋内で過ごす時間が長い月なので重要度が上がります |
| SPF50+の日焼け止め | 曇っていても紫外線は強いです |
| 肩と膝を覆える服 | ディーパバリ時期の寺院訪問に必要です |
荷物を減らしたいなら傘と替えの靴下だけは譲らないでください。ほかは現地のモールで簡単に買えますが、この二つはないとすぐに困ります。
7. オーチャードのクリスマス点灯はいつから見られるか
オーチャード・ロードのイルミネーションは12月ではなく11月に点灯します。これが11月に行く最大の理由です。イベント名は「Christmas on A Great Street」で、おおむね11月に点灯し翌年1月1日まで続きます。
2026年の正確な点灯日はまだ公式発表前です。参考までに2025年は11月8日の点灯でした。11月初旬に訪れる場合は点灯前の可能性があるため、出発前にオーチャード・ロード・ビジネス協会や公式チャンネルでその年の点灯日を確認してください。11月中旬以降ならおおむね安心です。
| 見方 | 内容 |
|---|---|
| 区間 | オーチャード・ロード約2.2km。タングリンからドービー・ゴートの方向へ続きます |
| おすすめ動線 | オーチャード駅から ION、ウィスマ、ニー・アン・シティを経てサマセット方向へ徒歩 |
| 写真 | 大型アーチとツリーのある交差点付近。平日21時以降が空いています |
| 付帯イベント | クリスマス・ビレッジ、夜のプロジェクションなど。構成は年によって変わります |
ここで11月の本当の利点が出ます。点灯直後の2〜3週間は装飾が12月とまったく同じなのに、人出は比べものにならないほど少ないです。12月中旬以降のオーチャード・ロードは写真を一枚撮るのも簡単ではありませんが、11月ならゆっくり歩きながら見られます。
ただし織り込むべき点もあります。イルミネーションは夜のコンテンツなので昼に雨に降られて疲れた状態で夜まで持たせる日が出てきますし、オーチャード周辺のホテルは点灯シーズンが始まると料金が少しずつ上がります。イルミネーション巡りを二晩以上考えているなら、この近くに泊まるほうが移動は楽です。
オーチャード周辺で何をして何を食べるかはオーチャード・ロード案内に、宿選びはオーチャードの宿泊にまとめています。
8. ディーパバリは11月8日、連休が付きます
2026年のディーパバリは11月8日の日曜、翌11月9日の月曜が振替休日です。つまり現地は三連休になります。旅行者から見れば祭りをきちんと見られる機会であり、同時にその週末だけ特に混むという意味でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ディーパバリ当日 | 2026年11月8日(日) |
| 振替休日 | 11月9日(月) |
| リトルインディアの点灯 | 10月10日ごろ点灯、おおむね11月中旬まで続きます |
| 通りのバザール | ディーパバリを過ぎると縮小・撤収します |
| 中心エリア | セラングーン・ロード、キャンベル・レーン周辺。リトルインディア駅(NE7/DT12) |
装飾は残っていてもバザールは終わっていることがあります。11月中旬以降に行くと街の灯りは見られますが、花輪やオイルランプを売っていたフェスティバル・ビレッジは片付いた後の可能性が高いです。バザールまで見たいならディーパバリ前後に日程を合わせてください。
ディーパバリは光が闇に打ち勝つという意味を持つヒンドゥーの祝祭です。当日リトルインディアの寺院には参拝者が非常に多く集まるため、訪れるなら肩と膝を覆う服を着て、靴を脱ぐ区域を確認しておくとよいでしょう。撮影はおおむね寛容ですが、礼拝中の方にカメラを向けないのが礼儀です。
連休の三日間はリトルインディアの人出が最大になり、ホテル料金もやや上がります。祭りが目的でないなら、この週末を避けて11月中旬以降にするほうが静かで安く済みます。街そのものが気になる方はリトルインディア案内に寺院や食べ物をまとめています。

9. 二つの灯りが重なる唯一の時期
11月初旬から中旬にかけては、リトルインディアのディーパバリ装飾とオーチャード・ロードのクリスマス装飾が同時に点いていることがあります。一年でこの二つを一晩で見られるのはこの時期だけです。
性格がまったく違う二つの灯りなので対比が大きくなります。リトルインディアは蓮や孔雀をかたどった原色のアーチが通りを横切り、オーチャードは金色を基調とした大型の装飾が2km以上続きます。写真で並べると同じ都市とは思えないほどです。
| 順 | 場所 | 所要 | メモ |
|---|---|---|---|
| 1 | リトルインディア駅(NE7/DT12)下車、セラングーン・ロードの灯り | 40〜60分 | 日没直後が最もきれいです |
| 2 | テッカ・センターなどで夕食 | 40分 | ビリヤニやバナナリーフの定食 |
| 3 | 地下鉄でドービー・ゴート駅へ | 10分程度 | ノースイースト線から乗り換え |
| 4 | オーチャード駅まで移動しオーチャード・ロードを徒歩 | 60〜90分 | IONからサマセット方向へ |
年によっては重ならないこともあります。ディーパバリ装飾の消灯日とオーチャードの点灯日は毎年少しずつ動くため、数日差ですれ違う年もあります。出発前に両方のその年の公式日程をそれぞれ確認しておくと確実です。
雨は変数ですが、イルミネーション巡りは雨の日でも意外に持ちこたえます。どちらの区間も地下鉄駅から近く、オーチャードはモールが連なっているので、雨が強くなったら一度中に入ってまた出る形で続けられます。
エリアごとの見どころはシンガポールのエリア案内で続けて確認できます。
10. 11月に開かれるほかの行事
11月はイルミネーション以外にも文化行事が集まる月です。屋外の祭りより屋内の催しが多く、雨季と相性がよいのが特徴です。
| 行事 | 時期 | 内容 |
|---|---|---|
| シンガポール・ライターズ・フェスティバル | 2026年11月13〜22日 | シビック・ディストリクトとアーツ・ハウス中心。多言語プログラムがあり旅行者も参加できます |
| ディーパバリ | 11月8日(日)、振替休日9日(月) | リトルインディア中心。三連休 |
| オーチャードのクリスマス点灯 | 11月中(2026年の日付は未発表) | 1月1日まで続きます |
| 通年の無料ナイトショー | 通年 | マリーナ・ベイのスペクトラ、ガーデンズのガーデン・ラプソディ |
年越しカウントダウンと大型音楽フェスは12月です。11月にそれを期待して来るとずれてしまうので、11月はイルミネーションと文化行事、そして通年の無料ナイトショーで夜を埋めると考えるほうが正確です。
無料で見られるナイトショーは雨の多い月ほどありがたい選択肢になります。マリーナ・ベイ一帯の夜景とショーの時間はマリーナ・ベイの夜景に、ガーデンズの光のショーはガーデンズ・バイ・ザ・ベイ案内にまとめています。
11. 11月にヘイズを心配すべきか
9月や10月に比べれば心配することは大幅に減ります。北東モンスーンの雨が始まり、越境ヘイズのリスクが大きく下がる時期です。雨が多いという弱点が、空気の質では利点になって返ってきます。
ただしリスクがゼロになるわけではなく、モンスーンへの切り替わりが遅い年は11月初旬まで残ることもあります。習慣的に確認する程度で十分です。
| PSI | 状態 | 旅行者の対応 |
|---|---|---|
| 0〜50 | 良い | 普段どおり |
| 51〜100 | 普通 | ほとんど問題なし。呼吸器の弱い方のみ注意 |
| 101〜200 | 悪い | 長時間の屋外活動を減らし屋内中心に |
| 201以上 | 非常に悪い | 屋内中心に日程を調整 |
実測値はシンガポール国家環境庁のチャンネルで確認できます。ただし11月はヘイズより降水予報を見るほうがはるかに実用的です。

12. 混雑と物価、そして11月の価格の窓
11月はF1が終わり年末繁忙期が来る前の、料金が落ち着く区間です。装飾は12月と同じなのに宿泊費は12月ではありません。この一行が11月に行く経済的な根拠です。
| 時期 | 混雑と料金 | 予約の考え方 |
|---|---|---|
| 11月1〜6日 | 比較的静か。ただし点灯前の可能性あり | 2〜3週間前で十分です |
| 11月7〜9日(ディーパバリ連休) | リトルインディアが最大の混雑、料金上昇 | 祭りが目的なら早めに、そうでなければ回避 |
| 11月10〜20日 | 月内で最もバランスがよい区間 | 2〜3週間前。装飾はたいてい点いています |
| 11月下旬 | 年末の料金カーブが始まります | 前倒しで予約するほうが安全です |
ただ正直に申し上げると、11月は雨で屋外の予定が狂いやすい月であり、ディーパバリ連休はむしろ高くなります。価格だけを見て押さえて日程が崩れると、浮かせたぶんをタクシー代と心残りで返すことになります。そのため11月は無料キャンセル可能な料金で先に押さえ、天気を見ながら調整するやり方が最も合っています。
エリア別にどこへ泊まるかはシンガポールの宿泊エリア選びで比較し、全体の予算感はシンガポールを安く旅するが参考になります。
13. 雨の11月にやってよかったこと
11月に満足度が高い過ごし方は、たいてい屋内か夜です。この二つに集中すれば雨でも日程が充実します。
| 分類 | おすすめ | なぜ11月に向くか |
|---|---|---|
| イルミネーション・夜景 | オーチャードのクリスマス装飾、リトルインディアの灯り、マリーナ・ベイのナイトショー | この月の主役。夜なので昼の雨を避けられます |
| 屋内施設 | 冷房温室、水族館、国立博物館、美術館 | 天気と無関係に楽しめます |
| 買い物 | オーチャードのモール、ビボシティ地図、ブギス | 年末セールが始まる時期です |
| 食事 | ホーカーセンター、屋内フードコート、チリクラブ | 天候の影響が最も小さい過ごし方です |
| 休息 | ホテルのスパ、プール、ラウンジ | 雨の午後の使い道として最も理にかなっています |
逆に屋外の水遊び、島のアクティビティ、一日中歩くツアーは11月には優先度を下げるほうが賢明です。どうしてもやりたい場合は午前に前倒しし、キャンセル可能な条件で予約してください。
食から決めたいならホーカーセンター案内が出発点として便利で、子ども連れなら子ども連れのシンガポールに屋内中心のコースをまとめています。

14. 賢い11月の一日の組み方
11月の一日は午前に屋外、午後に屋内、夜にイルミネーションと分ければたいていうまくいきます。雨の時間が決まっていない月なので、時間帯ごとに代替案を先に貼っておくのが肝心です。
| 時間 | 基本の予定 | 雨のとき |
|---|---|---|
| 8〜11時 | 屋外の名所。ガーデンズ、ボタニック・ガーデン | すぐ冷房温室か屋内展示に切り替え |
| 11〜13時 | 移動を兼ねた昼食。ホーカーやフードコート | 地下の連絡通路を活用 |
| 13〜17時 | 屋内施設や買い物、スパ | もともと屋内なので影響なし |
| 17〜19時 | 宿で少し休み夜の準備 | 雨が通り過ぎるのを待つ時間に |
| 19〜22時 | イルミネーション巡りかナイトショー | モールの間を行き来しながら続行 |
午後を空けておくことが11月の日程の要です。午前に屋外を寄せ、午後に時間指定の予約を入れなければ、雨が降っても一日が崩れません。移動はシンガポールのMRTと交通にまとめた路線を基準に組むと楽です。
15. 11月の2泊3日モデルコース
イルミネーション巡りを軸に組んだ11月専用のコースです。昼は柔軟に、夜は確実にが原則です。
- 1日目、マリーナ・ベイと最初の灯り 午前はガーデンズ・バイ・ザ・ベイの屋外区域を歩き、降ってきたらそのまま冷房温室へ。午後はマリーナ・ベイ・サンズ周辺の屋内で過ごし、夜はスペクトラの水上ショーとガーデン・ラプソディで締めます。
- 2日目、二つの祭りの灯り 昼は博物館や買い物で雨を避け、日が暮れたらリトルインディアのディーパバリ装飾を見てから地下鉄でオーチャードへ移り、クリスマス装飾まで続けて回ります。夕食をリトルインディアで済ませると動線がすっきりします。
- 3日目、天気を見て決める 朝の予報を確認し、晴れならセントーサへ、曇りなら水族館と屋内アトラクション中心に回します。最後の夜はホーカーセンターで軽く締めるのが無難です。
日程を長く取るならシンガポール3日間のモデルコースを基準に伸ばし、雨の日の代替は雨の日のシンガポールで補ってください。
16. 11月とほかの月、そしてまとめ
イルミネーションを最も安く見たいなら11月が答えで、晴れた屋外の日程を求めるならほかの月を見るべきです。11月の性格はこの一文に集約されます。
| 月 | 利点 | 注意点 |
|---|---|---|
| 7月 | ヘイズのリスクが低く、大規模セール | 夏休みの繁忙期 |
| 8月 | ナショナルデーの花火とドローンショー | ヘイズ上昇、最も混む月 |
| 9月 | 中秋のランタン、比較的空いています | ヘイズのピーク圏 |
| 10月 | F1とディーパバリ点灯が一か月に集中 | F1週が最高値 |
| 11月(この記事) | クリスマス点灯+低い料金+ヘイズの心配減 | 年間降水1位 |
| 12月 | 年越しカウントダウンと最大のお祭り感 | 年間最高値、最大の人出 |
11月の旅の成否は三つで決まります。第一に午後を空けた日程を組んだか。第二にディーパバリ連休を意図的に選ぶか避けるかを決めたか。第三に出発前にオーチャードの点灯日とリトルインディアの消灯日を確認したか。この三つを押さえれば、雨の多い月でも満足度は高くなります。
ほかの月と比べるなら7月、8月、9月、10月のガイドも併せてご覧ください。旅全体の組み立てはシンガポール旅行ガイドで確認できます。
🎡観光・遊び33
🍜グルメ3
🏨宿泊6
🧭旅のヒント10
よくある質問
大丈夫です。ただし屋外中心の日程なら覚悟が必要です。11月は月間降水量が約320mm、雨の日が20日ほどで、年間で最も雨が多い月です。一方でクリスマスのイルミネーションが点灯し料金は12月より低いため、夜景や屋内施設、買い物中心の旅にはむしろ向いている月です。
日中の最高がおよそ31度、夜間の最低が24〜25度で、ほかの月と大きく変わりません。湿度が高く体感は35度近くになりますが、雨や雲が多いぶん日中の直射日光を避けられる日が増えます。夜は風があって歩きやすい時期です。
一日中降る日もありますが、多くは降ったりやんだりです。10月までの季節の変わり目は午後に1〜2時間激しく降って晴れる形でしたが、北東モンスーンに入る11月は朝から曇って一日続く日が増えます。屋外の予定は午前に置き、午後を屋内に切り替えられるよう空けておくのが安全です。
2026年のディーパバリは11月8日(日)、11月9日(月)が振替休日です。現地は三連休になるため、リトルインディア周辺が最も混み合う時期です。静かに過ごしたい場合は11月後半に日程を寄せるほうが快適です。
見られます。点灯は10月10日ごろで、おおむね11月中旬まで続きます。ただし花輪やオイルランプを売る通りのバザールは、ディーパバリを過ぎると縮小・撤収することが多いです。イルミネーションだけなら11月中旬まで、バザールも見たいならディーパバリ前後を狙ってください。
はい。オーチャード・ロードは12月ではなく11月に点灯し、翌年1月1日まで続きます。2025年は11月8日に点灯しましたが、2026年の正確な日付はまだ発表されていません。11月初旬に訪れる場合は出発前にその年の点灯日を確認し、中旬以降ならおおむね安心です。
イルミネーション目的なら11月が圧倒的にお得で、カウントダウン目的なら12月しかありません。オーチャードの装飾は11月も12月も同じですが、宿泊料金と混雑は12月が桁違いです。逆に年越しの花火とカウントダウンは12月末にしかありません。
ほとんど心配いりません。越境ヘイズは乾いた時期の問題で、11月は北東モンスーンの雨が始まることでリスクが大きく下がります。9月・10月と比べれば気にすることは大幅に減ります。
薄手で通気性のよい夏服に、折りたたみ傘と乾きやすい靴を足せば十分です。屋内の冷房が強いので薄い羽織りものを一枚、寺院を訪れる予定があれば肩と膝を覆える服が必要です。替えの靴下は思っている以上に役に立ちます。
10月のF1週が終わり年末繁忙期の前なので、比較的低い区間です。例外はディーパバリの連休と11月下旬で、下旬になるほど年末の料金カーブが始まります。価格を優先するならディーパバリ連休を避けた11月中旬が最も有利です。
屋内だけで一日を埋められるほど選択肢があります。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの冷房温室、水族館、国立博物館や美術館、大型モールと屋内フードコートが代表的です。都心は地下鉄駅とモールの地下が繋がっている区間が多く、ほとんど濡れずに移動できます。
11月初旬から中旬なら可能性が高いです。リトルインディアのディーパバリ装飾がまだ点いていて、オーチャードが点灯済みの時期が重なれば、一晩で両方回れます。ただし点灯日と消灯日は毎年変わるため、訪問前に両方の公式日程を確認してください。
入れて構いませんが、代替案も用意してください。雨が降るとビーチや水遊びは中止になりやすく、海の状態によってアクティビティが止まることもあります。セントーサ島内にも水族館や屋内施設があるので、同じ島の中で代案を組めば移動の無駄が出ません。
3泊4日で無難、イルミネーションをゆっくり回るなら4泊が快適です。雨で一日ずれる可能性があるので日程に余裕を持たせ、夜のコンテンツが多い月なので夜の時間を厚めに取ると得をします。