ハウパーヴィラは半分閉まっていて、いま開いている入口は有料の博物館だけです
どの記事にも無料と書いてある屋外の彫刻公園が、いま補修工事で閉じているほうです。十殿閻羅を抱えた地獄博物館だけがS$22で開いていて、残りは再開の日取りが出ていません。
| 開いている場所 | 地獄博物館と、その中の十殿閻羅。ほかの園内区域は2025年12月8日から工事で閉じています |
|---|---|
| 入館料 | 大人S$22、7〜12歳S$12。6歳以下は無料 |
| 開館時間 | 毎日10:00〜18:00、最終入館17:00。チケットは閉館まで有効です |
| 無料ツアー | 1日5回、10:30・12:15・13:30・14:45・16:15。ロビーのカウンターで先着順 |
| 言語 | 解説は現在、英語と中国語のみ。中国語はQRコードで提供されます |
| 行き方 | サークル線のハウパーヴィラ駅CC25。駐車は敷地外のORTO |
1. 開いている入口はひとつで、そこには料金がついています
2. S$22が開けてくれる範囲
3. 十殿閻羅がいま置かれている場所
4. ガイドツアーは無料で、1日5回あります
5. 子どもを連れて行くかどうかと、運営が示した基準
6. 販売元によって書いてあることが違います
7. 無料だったり有料だったり、また無料になった場所
8. 行き方と、現場で実際に効いてくる決まり
9. かかる時間と、行くのによい時間帯
10. 今行くか、公園が再開するまで待つか

1. 開いている入口はひとつで、そこには料金がついています
ハウパーヴィラが保守・補修工事で部分閉鎖に入り、開けたままにする場所として名指しされたのが地獄博物館です。状況はこの一行で尽きていて、この場所がふつう語られてきた形とは逆です。
閉鎖は2025年12月8日に始まりました。示された理由は作品を保存しつつ敷地の安全を確保することで、告知はどの区域が閉じているかまでは書いていません。その後に訪れた人たちは、入れなかったのは屋外の彫刻展示区域で、博物館はふだんどおり動いていたと伝えています。
背後に事実がもう二つあります。2015年から公園を運営してきた会社の契約が閉鎖の始まる前日に終わり、観光庁はこの敷地の今後の計画を検討中だと述べました。つまり足場を組んで2週間という工事ではありません。再開の日取りは公表されておらず、検討の期限も公になっていません。
| 状態 | 料金 | |
|---|---|---|
| 地獄博物館 | 毎日開館 | 大人S$22 |
| 十殿閻羅 | 開放、博物館の複合内 | 同じチケットに含まれる |
| 屋外の彫刻区域 | 工事で閉鎖 | もとは無料 |
| ビジターセンター | 毎日10:00〜18:00 | 無料、チケットの受け取り場所 |
実際の結論ははっきり書いておくほうがよいです。千体の彫像のあいだを無料で歩くあの訪問は、いまはできません。十殿閻羅を見に行く訪問はでき、S$22です。

2. S$22が開けてくれる範囲
チケットは大人S$22、7〜12歳S$12で6歳以下は無料。時間指定枠ではなく閉館まで有効です。
S$20とS$10、あるいはS$18と書いてあるものは古い料金です。予算を組む前に運営のページで一度確かめておくとよいです。数字が動いたのに、この場所を説明する文章の多くが追いついていません。
| 区分 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 大人 | S$22 | 13歳以上 |
| 子ども | S$12 | 7〜12歳 |
| 6歳以下 | 無料 | 9歳未満は保護者同伴が望ましい |
| カルチャーパスの残高 | 利用可 | シンガポール国民18歳以上、オンライン購入のみ |
その料金で入るのは3,800平方メートルの屋内冷房の博物館です。2021年10月に開館した、死と死後を主題にした世界で最初の博物館とされています。特別に制作した映像と実寸の再現物で、伝統ごとに死をどう迎えるかを見せます。祭壇、埋葬の地下室、シンガポールの団地の1階で行う葬儀、伝統的な中国式の墓が、その再現物です。
来館者が特に挙げるのは現地の資料のほうです。数日いれば団地の下の葬儀の脇を通ることになりますが、それが何なのかを説明してくれる場所は実質ここだけです。雨の午後なら評判よりずっとよい屋内の選択になり、代わりの候補は雨の日の整理に並べてあります。

3. 十殿閻羅がいま置かれている場所
十殿閻羅は博物館の複合の中にあるのでチケットに含まれ、別料金はありません。そのかわり、チケットなしで見る方法もありません。
長いあいだここは無料の公園の無料の見どころで、だからこそ通りからそのまま歩いて入ったという記述がこれほど多いのです。その道はもうありません。運営の書き方は、入館料が地獄博物館の複合への入場を含み、十殿閻羅はその一部だというものです。
博物館がその周りに加えたのは、場面ではなく文脈です。罪と罰の造形が文明の出会いのなかでどう移り変わったかを解いてあるので、彩色された数場面が来歴を持つ対象になります。子どものころに来て再訪した人が伝える感想も、まさにその変化です。同じ像なのに読み方が変わった、という話です。
自分がどちらを求めているかは、はっきりさせておくほうがよいです。造形の衝撃が目当てなら、十殿閻羅は数分で答えを出します。中国の地獄がなぜ法廷の形をしているのかが気になるなら、それは周りの博物館の担当で、2時間近くかかります。
4. ガイドツアーは無料で、1日5回あります
10:30、12:15、13:30、14:45、16:15に行われ、チケットに含まれ、当日ロビーのカウンターで申し込みます。
オンライン予約の窓口はありません。先着順で、予告なく中止することがあると運営が明記しています。希望の時刻を軸にその日を組みつつ、必ず開かれる前提は置かないでください。
ほかの博物館よりこのツアーが効くのは、言語の事情のためです。解説はいま英語と中国語だけで、中国語はパネルではなくQRコードで出てきます。運営もこれが現状であり作業は続いていると書いています。
| ツアーの時刻 | 合わせ方 |
|---|---|
| 10:30 | 10:00の開館に入れば、混む前に見られます |
| 12:15 | 終わってから昼食。館内に食べる場所はありません |
| 13:30 | 平日ならいちばん静かな時間帯 |
| 14:45 | 遅い午後をほかに回せます |
| 16:15 | 最終回。最終入館は17:00、閉館は18:00 |
ガイドについての口コミは珍しくそろっていて、英語が母語でない来館者のためにわざとゆっくり話してくれた、という話がいくつも出てきます。英語も中国語も得意でないなら、このツアーが展示の脇を通り過ぎる見学と、記憶に残る午後を分けます。
5. 子どもを連れて行くかどうかと、運営が示した基準
運営の案内は9歳未満の保護者同伴です。口コミではなく運営が出した文なので、この問いではいちばん堅い根拠になります。
十殿閻羅は刑罰をそのまま見せます。鋸引き、釜茹で、串刺しといった場面が、目の高さに彩色された造形で置かれています。寺廟でこの種の図像を見て育った子はたいてい物語として扱いますが、そうでない子はそうならないこともあり、いったん入ると十殿閻羅を迂回する順路はありません。
反対に条件のよい点もあります。屋内冷房で、道は平坦で、全体で2時間ほど。日中のシンガポールの見どころの多くより、小さな子を連れて回りやすいのは確かです。6歳以下は無料、7〜12歳はS$12です。
正直にまとめると、好奇心の強い年長の子にはよい外出で、その下は半々です。うちの子は怖がりそうだと思うなら、いまの時期はむしろ好都合です。その子がいちばん楽しんだはずの屋外がどのみち閉じているからです。代わりの候補は子ども連れのシンガポールにあります。
6. 販売元によって書いてあることが違います
料金はほぼどこも同じです。違うのは、この1年を反映しているかどうかです。
販売ページを運営のページと並べて読むと、来館者に実害の出る誤りが二つ出てきます。ある事業者はいまだに月曜休館と書いていますが事実ではなく、別の事業者は入館前に屋外の彫刻庭園を歩くよう案内していますが、その屋外がいま閉じている区域です。
| 販売元 | 大人料金 | 見ておく点 |
|---|---|---|
| 運営の販売ページ | S$22 | 開館時間と閉鎖情報の基準 |
| Traveloka | S$22 | いまは当てはまらない月曜休館の表記 |
| Pelago | カルチャーパス経路 | 屋外庭園を訪問の順路に含めた説明 |
| Trip.com | 予約可 | 所要を1〜3時間と案内 |
| Go City | パスに込み | シンガポールの3種のパスすべてに含まれる |
ですからこの見どころでは、情報源を分けるほうが確実です。料金は好きな販売元から、開館時間と閉鎖区域とツアーの時刻は運営から取ってください。ふだんお勧めするやり方ではありませんが、運営会社の交代を背景に工事が進んでいるので必要になります。
計算そのものを変える道が一つあります。Go Cityのシンガポールのパスにこの博物館が入っているので、大きな有料施設のためにどのみちパスを買うつもりなら、ここは追加費用なしで付いてきます。その計算が旅程に合うかどうかはアトラクションパスの整理で確かめられます。
7. 無料だったり有料だったり、また無料になった場所
ここで料金を取るのは初めてではありません。前に一度あって、結果はよくありませんでした。
この公園は1937年、タイガーバームで財を成したAw Boon Hawが建て、自分と弟のAw Boon Parの名を合わせて名づけました。最初の名はタイガーバームガーデンで、入場は無料。道徳を教えるために作った私庭を一般に開いたものです。彫像が1,000体以上、ジオラマが150ほど収められ、いまでも国内で最大の屋外美術の集まりです。
| 時期 | 変わったこと |
|---|---|
| 1937年 | タイガーバームガーデンとして開園。入場無料 |
| 1988年 | 観光庁が引き継ぎ、ハウパーヴィラ・ドラゴンワールドに改称 |
| 1990年 | 有料のドラゴンワールド区域が開業。客が来ない |
| 1998年 | 無料入場に戻す |
| 2021年 | 地獄博物館が開館し、十殿閻羅が有料の複合の中へ |
| 2025年 | 公園が部分閉鎖に。運営会社の契約が終了 |
ドラゴンワールドの時期は知っておく値打ちがあります。統制された実験にいちばん近い事例だからです。公園を作り直して門を設け入場料を上げたところ、客足が引いて10年のうちに無料入場を戻さざるをえませんでした。
だからいまの状態は、片づいたものというより進行中のものに読めます。有料の時代に一度失敗した敷地が、いまは有料の入口だけで開いていて、その上に結論の出ていない運営の検討が乗っています。どこへ着くかを示す材料はまだないので、計画のときは推し量らずに確かめるほうがよいです。

8. 行き方と、現場で実際に効いてくる決まり
サークル線でハウパーヴィラ駅CC25へ。出口の真向かいが入口です。
住所は262 Pasir Panjang Road、南西の海側で、市街から列車で15分ほど。敷地内に来館者用の駐車場はなく、運営はウエストコースト・ハイウェイのORTOを案内していますが、それだけ離れているので車のほうが面倒になります。交通カードとパスは交通の整理にあります。
チケットは博物館の前のビジターセンターで受け取ります。毎日10:00から18:00まで開き、冷たい飲み物や軽食も置いています。館内は飲食禁止なので、これが実際に効いてきます。
| 決まり | 効いてくる場面 |
|---|---|
| 館内は飲食禁止 | 入る前に済ませるか、ビジターセンターで |
| 禁煙 | 博物館の全域 |
| ペット不可 | 複合のどこにも入れません |
| 彫像に登らない | 古いものは1937年の作で傷みやすい |
| 館内は自転車不可 | ラックはMRT駅の外にあります |
| 最終入館17:00 | 閉館の1時間前で、16:15のツアーが最後です |
周辺についても一つ。一帯は静かな住宅地で、歩いて行ける範囲にすることがほとんどありません。ほかの予定のあいだに挟むより、ここだけを目当てに出かけるほうが向いています。動き続ける半日にしたいなら、主題の面ではチャイナタウンが近隣のどこよりよくつながります。


9. かかる時間と、行くのによい時間帯
2時間を見て、5回のツアーのどれかに合わせて行ってください。チケットが閉館まで有効なので、急がされる枠はありません。
所要の見積もりは出典ごとに違いますが、そういうときの正直な答えはたいてい幅です。パス事業者は最大2時間、予約サイトは1〜3時間、ガイドツアーに出た来館者は1時間半から2時間と伝えます。博物館そのものは3,800平方メートルを屋内の一本の順路でつないでいます。
| 使える時間 | 収まる範囲 |
|---|---|
| 1時間 | 十殿閻羅と展示室をひと回り |
| 2時間 | ガイドツアーに加えて展示を自分の速さで |
| 3時間 | 映像や再現の空間まで全部 |
1日のなかでの時刻は、10:00の開館に入って10:30のツアーに出る流れがいちばんすっきりします。早い時間がもっとも静かで、昼前に出られます。16:15のツアーもよい選択で、午後の暑さが引いたあとですし、列に取られるものも残っていません。
ここでは天気がほとんど変数になりませんが、これは変わった点です。屋外区域が閉じているので訪問が丸ごと屋内冷房になり、南西エリアで雨の日に頼れる選択肢に静かに上がりました。シンガポールの有料施設の多くより安くもあり、その感覚は旅費の整理でつかめます。
10. 今行くか、公園が再開するまで待つか
博物館が目当てなら今行ってください。彫刻庭園が目当てなら待つほかなく、どれだけ待つかは誰にも言えません。
今行ってよい根拠は、博物館が工事の影響を受けていないことです。同じ3,800平方メートル、同じ十殿閻羅、同じ無料ツアー5回、同じS$22。開いているほうが悪くなった点はありません。
待つ根拠は見た目より狭いです。再開の日取りは公表されておらず、公園の運営契約は閉鎖の始まりとともに終わり、観光庁は今後の計画を検討中とだけ述べました。特定の月を待つ計画は、まだ立てられません。
シンガポールが初めてなら、答えはたいてい今行くか、いっそ外すかで、枠を空けて待つではありません。博物館だけで成り立ちますし、それが響かないなら屋外公園が気持ちを変えてくれる場所ではありませんでした。同じ料金帯に何があるかはアクティビティの整理にあります。
どちらに決めても、旅行する週に運営の告知を一度見てください。終了時期のない部分閉鎖は発表なしに終わることもあり、再開がいちばん早く出るのも同じ告知の場所です。
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よくある質問
半分だけです。博物館は開いていて、園内の広い部分は閉じています。2025年12月8日に始まり、告知には追って知らせるまで部分閉鎖とだけ書かれています。
公式の言い方は、作品を保存しつつ敷地の安全を確保するための必要な保守・補修工事が進んでいる、というものです。どの区域が閉じているかは示されておらず、訪れた人は屋外の彫刻区域に入れなかったと伝えています。こうした措置は予告なく変わるので、行く週に公式の告知を一度見ておくほうが確実です。
いま開いているほうは無料ではありません。地獄博物館は大人S$22、7〜12歳S$12で、6歳以下だけが無料です。
多くの記事が書いている無料入場は屋外公園の話で、その屋外がまさに閉じている区域です。S$20とS$10、あるいはS$18と書いてあるページは、料金そのものも古くなっています。
含まれます。博物館の複合施設の中にあるので、同じチケットで見られます。
ここで混乱が起きます。十殿閻羅は長いあいだ、無料の公園の無料の見どころだったからです。いまは有料の博物館の中心で、その博物館は罪と罰の造形が文明のあいだを行き来しながらどう変わったかも示します。
2時間ほどが目安で、チケットは閉館まで有効です。
販売サイトは1〜3時間と書き、無料のガイドツアーに参加した人は1時間半から2時間と伝えます。博物館は3,800平方メートルの屋内で冷房が効いており、18:00までは追い出されません。
あります。無料で、1日5回です。10:30、12:15、13:30、14:45、16:15に行われます。
オンライン予約はありません。当日ロビーのカウンターで先着順に受け付け、予告なく中止することがあると運営が明記しています。予約ではなく予定として、その時刻に合わせて動くのが安全です。
運営自身が9歳未満は保護者同伴が望ましいと案内しています。
口コミではなく運営が出した基準なので、この質問ではいちばん確かな一文です。十殿閻羅は罰の場面をそのまま造形しています。寺廟で似た絵を見て育った子は物語として受け取ることが多く、そうでない子は違うこともあります。
英語と中国語だけで、中国語はパネルではなくQRコードで出てきます。
これが現状であり作業を続けている、と運営が書いています。どちらも得意でない場合は英語の無料ガイドツアーが実際的な道になり、その結果、1日5回という時刻が予定づくりの前のほうに来ます。
いまの価格では、公式のS$22より安いところはありません。Travelokaも同じS$22で、Go Cityはシンガポールのパスにこの博物館を含めています。
販売元で差が出るのは料金ではなく情報の新しさです。あるところは月曜休館と書いたままですが事実ではなく、別のところは入館前に屋外の彫刻庭園を歩くよう案内しています。料金は販売元から、開館情報は運営から読むのが確実です。
サークル線のハウパーヴィラ駅CC25で降りると、出口の向かいがもう入口です。
住所は262 Pasir Panjang Road。敷地内に来館者用の駐車場がなく、公式はウエストコースト・ハイウェイのORTOを案内していますが、それだけ離れているので車のほうが不便です。交通カードは交通の整理にあります。
十殿閻羅と博物館が目当てなら今で構いません。彫刻庭園が目当てなら待つしかなく、いつまでかは誰にも言えません。
再開の日取りは公表されておらず、公園の運営契約は閉鎖が始まる前日に終わり、観光庁は今後の計画を検討中とだけ述べています。待つ側に終わりが決まっていないということです。一方で博物館は、工事の前と同じ博物館です。